魔法のプリンセス ミンキーモモの両親はエイズだった事が判明 / 明かされる脚本家の意図

エイズや不治の病について考えてみる


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人気テレビアニメーション『魔法のプリンセス ミンキーモモ』の主人公は、タイトルにもなっているミンキーモモ。彼女は海に沈む夢の国マリンナーサから人間界にやってきたプリンセス。人間界では、ホテルの管理人を営んでいる夫婦の子となり、さまざまな物語を展開していく。

・設定上はエイズ
この作品のディープなファンならば知らない人はいないと思われるが、ミンキーモモの両親はエイズを患っているという設定がある。番組内で具体的な病名は出ていないものの、設定上はエイズということになっており、脚本家が正式に決めたものである。

・脚本家として活躍した首藤剛志氏
しかし、意味もなくエイズという設定にしたわけではない。『魔法のプリンセス ミンキーモモ』の脚本家として活躍した首藤剛志氏は、ミンキーモモの両親をエイズという設定にした理由を以下のようにブログで語っている。

・首藤剛志氏のブログコメント
「モモが消え、その夢が消えれば、パパとママは夢から覚め、現実のパパとママに戻ってしまう。不治の病で、子供の産めない夫婦に戻ってしまうのだ。(中略)このパパとママの不治の病が何であるか、色々考えたが、結局、最終回では表向きには伏せられているが、裏設定ではHIV(エイズ)を意識した。今ではウイルスによる血液関係で感染する病気として認知されているが、「海モモ」の最終回放映当時は、同性愛者の性交のためや麻薬患者の注射針から感染する病気として、一般から差別視されている病気だった。だが、なぜか、僕はHIVが一般から妙な目で見られるような病気ではない事を知っていた。(中略)エイズは、人の偏見を受けるような病気ではなかった。気をつけなければ輸血でも起こりうる病気なのである。(中略)偏見を受けるような病気ではないのである。それでも、最終回の放映当時は、偏見や誤解を受けやすいので、パパとママの病気はあくまで裏設定にしたが、今なら表の設定にしても構わないと僕は思う。エイズ問題は今はあまり話題にならなくなったが、潜在している病人は毎年増え続けているというだけに、なおさら、今こそ問題にしなければならない病気だと思う」

・エイズや不治の病について考えてみる
ちなみにHIVはエイズを発症させるウイルス名であり、エイズそのものではないが、ブログから察するに、首藤剛志氏はその双方に対してアプローチした設定にしたようだ。

全文は首藤剛志氏が書いたブログ記事を読んでいただきたいが、子どものころ、ミンキーモモのパパとママの病気に関して、深く考えて観ていた少年少女は少ないのではないだろうか? 首藤剛志氏の思いを踏まえつつ、いま改めて『魔法のプリンセス ミンキーモモ』を観て、エイズや不治の病について考えてみるのもよいかもしれない。

・初代と二代目がいる
余談だが、『魔法のプリンセス ミンキーモモ』は初代の主人公が交通事故で死亡している。ホテルの管理人をしている両親のもとにやってきたのは、二代目主人公のミンキーモモである。

https://youtu.be/7h77GHf0sUo

もっと詳しく読む: バズプラスニュース Buzz+ http://buzz-plus.com/article/2015/11/03/magical-princess-minky-momo/

Via: 首藤剛志

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