【社内炎上】グルメサイト「クックパッド」で内紛勃発か / 株主提案「一部の取締役は当社内に不要な亀裂と混乱を生じさせている」

創業者と経営陣の対立が表面化


cookpad

美味しいレストランの情報もいいけれど、自分で美味しい料理をつくりたい。そんな考えを持っている人は多いはず。ひとつの料理を追求して研究する人もいれば、新しい料理に挑戦する人もいる。そんな人に便利なサイトといえば、ユーザーのレシピがたくさん掲載されている「クックパッド」だ。

・内紛が発生している
「毎日のお弁当のネタが尽きた」というときにも便利だし、本格的なフレンチの料理のレシピだって知ることができる。日常的に利用するサイトだからこそ、毎月5800万人以上のユーザーが利用しているのだろう。そんな便利サイトの裏側で、内紛が発生しているようだ。

・クックパッドに対して「株主提案」
実業家であり、クックパッドの創設者であり、そして取締役でもある佐野陽光氏。彼はクックパッドの大株主で、総株主の議決権の数に対する所有割合は43.581%と、かなりの数を所有している。その佐野氏を含む合計4人の株主が、クックパッドに対して「株主提案」をした。その内容は以下の通り。

<議題>
取締役8名選任の件

<議案の内容>
以下の取締役候補者8名を一括して取締役に選任する。
佐野陽光(当社取締役)
岩田林平(経済産業省おもてなし規格認証に関する検討会委員)
葉玉匡美(TMI総合法律事務所パートナー・弁護士)
古川享(慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授)
出口恭子(医療法人社団色空会お茶の水整形外科機能リハビリテーションクリニック理事COO)
北川徹(スターバックスコーヒージャパン株式会社オフィサー/執行役員)
柳澤大輔(株式会社カヤック代表取締役CEO)
藤井宏一郎(マカイラ株式会社代表取締役)

<提案の理由>
「当社株主である佐野陽光は、平成9年に当社を創業して以来、世界中の人々に向けて毎日の料理を楽しみにするサービスを提供したいという目標を掲げ、取締役として企業価値向上に努めて参りました。しかし、当社は、現在、基幹事業である会員事業や高い成長性が見込まれる海外事業に経営資源を割かず、料理から離れた事業に注力するなど中長期的な企業価値向上に不可欠な一貫した経営ビジョンに大きな歪みが出てきました。それにもかかわらず、一部の取締役は、唐突に「特別委員会」なる組織を設置し、必要性もないのに多額の費用をかけて得た専門家の意見を濫用し、公正中立を装った「勧告書」なる文書を発して現在の自らの経営を正当化するなど、当社内に不要な亀裂と混乱を生じさせています。そこで、取締役を刷新して当社内の混乱を収束し、社内一体となって企業価値向上につながる経営を実践するため、本株主提案を提出します」(引用ここまで)

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・現在の経営状態に不満
株主提案を簡単に言えば、現在の経営状態に納得がいかないので、クックパッド取締役を佐野氏以外全員はずし、新たに佐野氏を含む8名を取締役として選任させたいというもの(つまり佐野氏は再任ということになる)。この件に関してNHKは以下のように報じている。

・NHKの報道
「佐野取締役は平成24年、現在の穐田誉輝社長に社長職を譲ったあとも、取締役を務め、43%余りの株式を保有する筆頭株主でもあります。佐野取締役は去年11月にも、みずからの社長復帰を求めたということですが、取締役会が提案を棄却しており、創業者と経営陣の対立が表面化しています」(引用ここまで)

・「サービスのあり方」に大きく影響
ユーザーには関係ない話に思えるかもしれないが、むしろ大きな影響が出る。このまま継続するにせよ、株主提案が認められたにせよ、「サービスのあり方」に大きく影響してくることになる。今後の展開から目が話せそうにない。

https://youtu.be/n1bd-c-lIoA

もっと詳しく読む: バズプラスニュース Buzz+ http://buzz-plus.com/article/2016/01/23/cookpad-kabunushi/

株主提案権の行使に係る書面の受領に関するお知らせ(クックパッド / PDF)

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