【神話グルメ】深夜2時から3時間しか営業しない名古屋のラーメン屋・大丸が凄すぎる / うどん入りラーメンにソースをかけて食べる


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かつてラーメンマニアから、知られざる伝説のラーメン屋と噂されているラーメン屋が存在した。約57年ほど前に創業したそのラーメン屋は大丸といい、深夜2:00ごろに開店してたった3~4時間しか営業しない。

私は過去にこの店に行ったことがある。あまりにも衝撃的なラーメンだったため、非常に強い印象として脳裏に焼きついている。今回は、その大丸に行った際のレポートを再構成し、皆さんに改めてお伝えしたいと思う。

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・早く行きすぎると追い返される
深夜0時ごろになると、店主が開店の準備をはじめる。店の周囲は大通り沿いだが暗闇状態であり、店からもれる照明の明かりが非常に良く目立つ。しかし、早く行きすぎると店主に「並ばないでください。待たないで他の店で食べてください。申し訳ないです」と言われて追い返されることになる。2時ごろから並ぶのが無難。

当然ながら深夜なので静かに並ぶ必要があった。泥酔者が並ぶのは言語道断である。人が多すぎると閉店時間までに食べられないこともあるので、人が並びすぎていたらあきらめて後日に並ぶ勇気も必要だった。ちなみに店頭には、バンドマンや学生らが店を訪れた記念に落書きしたりサインを書いたボードが置かれている。

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・6席しかないので6食ずつ作る
だいたい深夜02:00~02:30ごろに開店する。店主から声がかかると、ようやく店内に入ることが許される。席が6つしかないため、6人だけが着席できる。ほかの客は外で呼ばれるまで待つ。メニューはラーメン(550円)しかないので、黙っててもラーメンを作りはじめる店主。

・客にお菓子をふるまう
ラーメンを作っている間、店主は「長い間待たせてしまってごめんね」と言いつつ、チョコレートやキャンディーを着席した客に配る。今回はブラックサンダーを渡していた。店主が着席している客にお菓子を渡し「配ってあげて」と言ってくるので、客が客にブラックサンダーを渡す。そのお菓子は、行列に並んでいる客にも配られる。

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・もやしに焼きそば粉末ソースをかけて食べる
初めての人は、完成したラーメンを見て驚くはず。基本的に大盛りで、肉ともやしが山のように盛られている。もやしはまったく味付けされていないので、よく言えば「もやしの素材の味を生かしている」。テーブルには醤油や唐辛子、コショウなどがあるので、好きなように味付けてして食べる。

客席の背後にある冷蔵庫を開けると、焼きそば用の粉末ソースが入っているので、それをふりかけて食べてもいい。ひとこと「粉末ソースもらっていいですか?」と言ってから冷蔵庫を開けるのがマナー。しかし、粉末ソースは店にコスト的負担がかかるので使用を避ける客もいるようだ。粉末ソースを使っても無料なのである。

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・ラーメンにうどんを混ぜる
ラーメンを作っている際、一緒にうどんも茹でていることに気がつくはず。なんと、ラーメンにうどんを混ぜて食べることができるのである。うどんはカウンターに丼に入った状態で置かれているので、うどんを混ぜたい人は自分で丼に入れる。そこに焼きそばの粉末ソースをかけてもいい。いろいろとカオス。

何を言っているのかわからないと思うが、私も何をしているのかわからなくなる。ラーメンにうどんを入れる? 頭がどうにかなりそうだった。催眠術だとか超スピードだとか、そんなチャチなものではない。もっと意味不明なものの片鱗を味わっているかのようだ。

かつては、蕎麦やきしめんなどを入れることも可能だったし、客ごとに対応してくれていた。つまり以前は最初からラーメンにうどんと蕎麦が入っていたのである。ここ最近はずっとセルフサービスでうどんを入れる形式に変化したようだ。どれだけうどんを入れても無料である。しかし他のお客さんのことも考えると、入れまくるのは控えたい。

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・ジャンク感があるラーメン
ラーメンの味の評価だが、筆者の個人的な好みとしては、ラーメンに入ってるうどんが美味しかった。焼きそば用の粉末ソースを野菜やうどんにふりかけて食べるとジャンク感が増す。濃い味付けの肉もたまらない。気になるラーメンの麺だが、それは食べてのお楽しみ。

・2012年11月で幕をおろした
この大丸は2012年8月で店じまいする予定だった。店が入っているビルが解体されるためだ。しかし解体が延期され、2012年11月までは営業を継続したのち閉店した。

最後に来店した日、私を含め、店内でラーメンや食べる自分の姿を撮影していた客が複数いた。写真を撮る客に店主がかけた「ケータイ持ってるの? 写真撮ったらいいよ。もうこれが最後かもしれないし」という言葉が、いつまでも心に残った。

店名: 大丸
住所: 愛知県名古屋市千種区今池5-38-23岐阜正ビル1階
時間: 02:00~05:00
休日: 基本的になし
備考: 並びすぎると閉店までに食べられない可能性がある / 閉店済み

<執筆>
ミスタークドウ: TVチャンピオン「焼肉王選手権」「デカ盛り王選手権」に出場し、どちらも準優勝に輝く。日清公認のどん兵衛士の称号を得ており、どん兵衛とラーメン二郎要素を融合させた「どん二郎」のネーミングやレシピを考案。空条海苔助の名義で「世にも微妙なグルメレストラン」「彦龍のノリヒコさん」などを出版し、B級グルメ研究家として絶大な支持を得ている。また、昭和的な「個人経営の焼肉屋」をめぐる旅をしている。

もっと詳しく読む: 深夜2時から3時間しか営業しない名古屋のラーメン屋・大丸が凄すぎる / うどん入りラーメンにソースをかけて食べる(Photrip フォトリップ) http://photrip-guide.com/2019/04/10/ramen-daimaru-nagoya/

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