【朝の重厚ライトノベル】駅で老夫婦の夫が妻を怒鳴っていたから他人の僕が注意してやった

Light novel


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いつも平和な世の中で、平常心を保って、平穏に行きたいと思っているのですが、どうしても、ノイズが入ってきてしまうのが人生。ノイズはメンタルに良い影響なんて与えませんから避けたいのですけれども、避けがたい、避けられない事もあります。

私がいつも心を痛めるのは、仕事のことでも、家族のことでも、恋愛のことでも、お金のことでもありません。他人が罵り合っているのが耐えられないのです。私はすでに30代後半ですが、10年ほど前から、街で老夫婦の喧嘩を頻繁に目にするようになりました。特に駅です。

老夫婦の喧嘩は、だいたい夫が妻を罵っているケースがほとんどです。暴力はありませんが、夫から妻への言葉の暴力にはすさまじいものがあります。「どうしてこのふたりは愛し合って結婚したのだろう」「本当に愛し合っているのだろうか」と思うほどです。

「いいから黙ってついてこい!」
「だから何度もそう言ってるだろう!」
「ほんとうに愚かだな」
「おまえのせいでこうなったんだからな」
「これでいいんだから黙れよ!」
「うるさいからもう話すな!」

もちろんそれだけ罵られても一緒にいるということは「愛しているからこそ」ともいえますが、もうひとつパターンがあるとしたら「妻側の惰性」だと思われます。妻は惰性で夫と一緒にいるけど、簡単にスパッと別れられるなら、今すぐにでも離婚したい。そういう老夫婦が喧嘩しているのではないでしょうか。

また、旅は計画というものがありますから、その計画が乱れる可能性があったり、うまく旅程をこなせないと、イライラが募りやすく、ケンカしやすくなるのかもしれません。

先日のことです。また駅で老夫婦が喧嘩していて、夫らしき男性が「うるさいから明日まで何も話すな」「だからいつまで経ってもババアなんだよ」などと妻に酷い事を言ってて、「時間が経ってもギャルになることはないだろう」と思いながら夫の言動は許せないと思い、ちょっと耳に入ったのでと言って仲介に入ったときのことです。

夫は「なんだお前は!」「関係ないのに口出しするなバカ者!」と激高し、私を突き飛ばしたのです。私はプラットホームから転落し、おそらく電車にはねられて絶命しました。

おそらくとしたのは、よく覚えてないからです。ただ、強い衝撃を受けたのは感覚として覚えています。ただ単に線路に落ちて頭を打っただけかもしれません。気が付くと、真っ暗な部屋(?)の中に机と椅子とパソコンが一台ありましたので、こうして文を書いています。

もっと詳しく読む: 駅で老夫婦の夫が妻を怒鳴っていたから他人の僕が注意してやった(バズプラス Buzz Plus) http://buzz-plus.com/article/2019/10/17/morning-short-light-novel-old-couple/

※画像はイメージです

作: 津賀ポルヌ(a.k.a. Wintermute)

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