【衝撃】小保方晴子が初めて自分の気持ちを伝える著書「あの日」発売 / 気持ちを吐き出す初めての場
言えずに「我慢」を強いられていた
早稲田大学と東京女子医科大学を経て、ハーバード大学医学大学院を卒業後、理化学研究所発生再生科学総合研究センターで研究に従事した、小保方晴子(32歳)。彼女が初めての著書「あの日」(講談社)を2016年1月28日に出版した。
・流れに変化が訪れるのは間違いない
しかし、彼女にとっての「初めて」は、書籍の出版だけに限ったことではない。この著書は「小保方晴子にとって初めてまともに自分の意見を伝えられた機会」ともいえるのだ。正直なところ、今までのメディアの報じ方は中立ではなく、小保方晴子バッシングに強く傾いていたものだった。しかしこの本の出版によって、その流れに変化が訪れるのは間違いない。
・言えずに「我慢」を強いられていた
小保方晴子がこの著書で世間に伝えたいことはシンプルだ。時系列で出来事を理解してもらい、「どんな流れで何が起こったのか知ってもらう」ということ。よくよく考えれば、今まで小保方晴子から直接出来事に対する説明がなかった。それは小保方晴子の意思ではなく、「言わないという我慢」を強いられていたからと彼女は語る。
・マスコミの執拗な取材方法
そんななか、週刊文春、週刊新潮、毎日新聞、NHK、ブロガー、その他の敵意を持った人たちによって「ほぼ一方的な情報」を報じられ、苦悩の日々を過ごしていたという。本書では、特にマスコミの執拗な取材方法に関して細かく描写されている。
・なんら間違ったことではない
おそらく、公式なかたちで「小保方晴子がどれだけ精神的苦痛を受けていたのか」を記録しておく事もふまえ、マスコミの取材描写を詳細に書いているのだと思われる。とはいえ、それも彼女の自衛手段と考えれば、なんら間違ったことではないし、その立場なら誰もがそうするだろう。
・まっさらに近い状態で読むことを強く推奨
もしこの本を読むならば、今まで自分の頭に描いてきた小保方晴子のイメージをリセットし、まっさらに近い状態で読むことを強く推奨する。「疑わしきは白」と思うくらい、小保方晴子に肩入れして読むくらいが丁度よいかもしれない。
・彼女の気持ちを吐き出す「初めての場」
いままでの世間は、白か黒か不明瞭な部分が多いにもかかわらず、確定的でネガティブな意思を持って小保方晴子を見すぎているかもしれないからだ。
この本は、読者に理系の知識がなくても理解できるよう、非常に読みやすく構成されている。文才があるのは論文を書き続けてきた才能によるものなのか。ちなみに、この本を読んでも何が「誤」で、何が「正」かは判断できない。あくまでこの本は、彼女の気持ちを吐き出す「初めての場」なのだから。
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