ボコボコだから美味しい / 激しくボコボコの鉄板で食べる焼肉屋「だるま屋本店」
表面がボコボコ
カルビとホルモン
680円 / 300円
食材や味付けが素晴らしいのはもちろんだが、その店が物語る「歴史」も味に大きく影響する。焼肉の老舗「だるま屋本店」(石川県小松市矢田野町29-1)の鉄板は、まさに店の歴史を物語る年季が入ったボコボコ具合。
・表面がボコボコ
あまりにも長く使われ続けてきたため、鉄板がすり減り、さらにへこみ、表面がボコボコになっているのである。ボコボコじゃない鉄板もいくつかあり、客の間では「ボコボコの鉄板だったらラッキー」という状態になっているという話も。
・好きなボコボコな鉄板を選ぶ
「だるま屋本店」の店内に入ると、テーブル席とカウンター席がある。すでにコンロと鉄板が設置されているので、混んでいなければ好きなボコボコな鉄板を選ぶことができる。
今回はガッツリとボコボコではないものの「すり減ってへこんでいる鉄板」を選択してみた。
・ギュギュッと肉汁が詰まったホルモン
この店の名物はホルモンで、たった300円という低価格ながらギュギュッと肉汁が詰まったジューシーな肉質が特徴。ここのホルモンはカルビと一緒に注文してこそ美味さが生える。
食感とコクのあるホルモン、濃厚で香ばしいカルビ、その双方をライスと一緒に食べる事こそ「最高の食べ方」なのである。
・ボコボコな鉄板が旨味を底上げ
タレは薄味で、その美味しさの大部分を肉の旨味に頼っている。それゆえ、肉自体が上質でなくては成り立たないのだが、ホルモンとカルビの肉汁が豊富なため、ライスに浸透し、絶妙な旨味を生むのだ。
それにしても、こんなにも美味しいホルモンが300円とは驚きだ。その美味しさ、確かに、年季の入ったボコボコな鉄板が底上げしているのかもしれない。
もっと詳しく読む: 激しくボコボコの鉄板で食べる焼肉屋 だるま屋本店(東京メインディッシュ) https://main-dish.com/2016/08/06/darumaya-yakiniku/
だるま屋本店
住所: 石川県小松市矢田野町29-1
時間: 11:00~23:00
休日: 要確認
https://main-dish.com/2016/08/06/darumaya-yakiniku/