【怒りの声】過労死した女性の同級生 / ツイッターで思いを語る「喪服を初めて着たのはこの子のため」「泣きたい」
書き込みが拡散
元電通社員の高橋まつりさん(24歳)が自殺した件で、東京都の三田労働基準監督署が「過労死」と認定していた事が、遺族側弁護士の会見により判明した。高橋まつりさんは、最長で月130時間の残業などの労働環境下で勤務していたことが明らかとなっている。
・書き込みが拡散
この件は産経ニュースや日本テレビなど複数のメディアが報じており、大きな注目を集めている。そんななか、高橋まつりさんの同級生と名乗る人物が、インターネット上で思いを吐露し、その書き込みが拡散されている。
・高橋まつりさんの同級生と名乗る人物のコメント
「一晩たっても怒りがおさまらない。年末の空気がよみがえる。学校の友達経由でお知らせが来ました。「社会人だから」と念のため買っておいた喪服を初めて来たのはこの子のためでした。泣きたい」
同級生でした。死ぬほど悔しかったよ。ニュースになって本当に嬉しい。ご遺族のかたどうかお体お大事に。ブラック企業は本当に滅んで。 https://t.co/0xPE8XORl3
— LiB羊 (@otakukonyakusya) October 7, 2016
労働時間はもちろん、資生堂CMの行き着く先がこの子だと思うの。日本滅びればいいのに。#資生堂 #インテグレート
>上司から「髪がボサボサ、目が充血したまま出勤するな」「女子力がない」などと注意もされていたという。https://t.co/hzBhCUI4yr— LiB羊 (@otakukonyakusya) October 7, 2016
一晩たっても怒りがおさまらない。年末の空気がよみがえる。学校の友達経由でお知らせが来ました。「社会人だから」と念のため買っておいた喪服を初めて来たのはこの子のためでした。泣きたい。
— LiB羊 (@otakukonyakusya) October 8, 2016
東大女子はさー、キラキラ女子もいるけど、メイクしたことない女子も確かにいるんだよ。普通その間には深い溝があるのにこの子は空きコマにその子にメイク教えてあげたりしてたよ。私も母子家庭で周りの上流の空気に居づらさ感じてたら「私も親離婚してるー」って明るく言ってくれて正直救われたよ。
— LiB羊 (@otakukonyakusya) October 8, 2016
地方でさーー、母子家庭の女子高生が東大合格するのにどんだけ大変で頑張らないといけないと思ってるんだ。地方と東京の情報格差、「女子なのに東大まで行かなくても」って呪いの言葉、そういうの全部跳ね返して勉強しないといけないんだよ。電通は本当この子の人生返して。
— LiB羊 (@otakukonyakusya) October 8, 2016
私が今生きてるのは、私の「日本のミソジニー無理っす。」という部分をまるごと受け入れてくれる夫に会えたからで、そこが本当にひとつの大きな転機で、じゃないと「馬鹿なふりしないと若くないと可愛くないと一歩引かないと幸せにはなれない」って呪いに縛られたままだった。
— LiB羊 (@otakukonyakusya) October 8, 2016
私が生きてるのは、「その労働環境はおかしい」って外部の視点提供してくれる夫がいたからで、そうでなければ会社のパワハラで社会人一年目の時点で自殺してただろうなあっていうのはすごくすごくよく分かる。会社を辞めるより死ぬ方が解決策として簡単に見えるんだよ。会社を辞めようとすると
— LiB羊 (@otakukonyakusya) October 8, 2016
どうせ引き留められて責任感がないって罵詈雑言はかれてパワハラセクハラされるじゃん。残業でくたくたになった人間にそれが耐えられるわけないじゃん。死ぬ方が楽だし手っ取り早い解決策じゃん。超分かる。
— LiB羊 (@otakukonyakusya) October 8, 2016
「会社が世界の全てではない。逃げる道もある」「女性だからって卑屈になることなく羊は羊のままのびのびと生きていい」って根気よく言ってくれる夫と、没頭できるオタク趣味がなければ、社会人一年目の私はきっとたかだか80時間程度の残業とパワハラ上司のせいで自殺していたでしょう。
— LiB羊 (@otakukonyakusya) October 8, 2016
自殺しなかったのは、本当にただただたまたま偶然にラッキーだっただけなんだ。ただの偶然なんだ。だからすごくこの子が自殺したときの気持ちが分かるんだ。だから電通と日本社会への怒りと悔しさが止まらないの。この子の命はあんたらに搾取されるためにあったわけじゃない。返せよ。
— LiB羊 (@otakukonyakusya) October 8, 2016
「仕事や勉強出来ても可愛くなければ価値はない」「月100超えの残業なんて当然。出来なくて死ぬ方が無能」「いい女はセクハラくらい受け流せないと」「そんな会社選んだ自分が悪い」電通だけじゃなくてこういう価値観の日本社会構成員ひとりひとりがこの子を殺したんだからな。私は一生許さない。
— LiB羊 (@otakukonyakusya) October 8, 2016
悔しさと怒りは山の如くですがそれで私まで潰れたらそれこそ奴らの思うつぼなので私は幸せを目指します。それが数少ない復讐だと信じてます。
— LiB羊 (@otakukonyakusya) October 8, 2016
・朝起きたくない
高橋まつりさんは2015年4月に新卒で入社。時事通信によると同年10月頃から「本気で死んでしまいたい」「朝起きたくない」とツイッターに書き込むようになり、同年12月25日に寮から飛び降りて自殺した。
・死んではダメよ
母親、高橋幸美さんは「仕事も人生もとても辛いです」「今までありがとう」などのメッセージを高橋まつりさんから受け取り、電話で「死んではダメよ」と伝えたところ、「うんうん」と返事をしていたという。
もっと詳しく読む: 過剰な残業で過労死した女性の同級生 / ツイッターで思いを語る(バズプラス Buzz Plus) https://buzz-plus.com/article/2016/10/09/overwork/