【緊急事態発生】42000年前の虫が永久凍土から復活 / 続々と古代生物が出現する可能性アリ「回虫だけでなく他の生物も復活ありえる」
42000年前の生物が、席暦2018年の現在、研究室の皿の上で復活した。シベリアの永久凍土内から発見された2匹の回虫(ワーム)である。発見されるまでは凍てつく極寒のなかで生命活動を休止。今回、人類の手によって永久凍土から「常温」に戻され蘇生。42000年前に停止した鼓動が、改めて生命の音を鳴らし始めたのである。
・新たな回虫ファミリーが現代に復活か
ロシアや北米の大学研究チームや、土壌科学に詳しい研究所が永久凍土内の回虫を研究。それによると、復活した回虫は元気に生きており、与えたエサをもりもり食べているという。また、復活した回虫は2匹いるものの、どちらもメス。今後、オスの回虫が発見され復活することがあれば、新たな回虫ファミリーを現代に作ることも可能と言える。
・もっとも長寿な生命体
ちなみにこの42000年前の回虫は、地球上で発見されている生命体のなかで、もっとも太古の「魂」になるという。そう、今回われわれ人類は、もっとも長寿な生命体を発見したことになるのである。とはいえ本来の寿命は2~4年といわれている。
・現代人に寄生することが可能
回虫は寄生虫の一種であり、人間にも容易に寄生する。特に小腸は回虫にとって棲み心地が良い場所で、最大で25万個もの卵を植え付け、あたらな子孫を生み出していく。なかなか生命力が強く、今回発見された42000年前の回虫も、現代人に寄生することが可能ということになる。
・人類に寄生した回虫の生命活動
小腸に1日25万個の卵を産む
↓
便と一緒に卵が排出される
↓
便や便を肥料とした野菜とともに口から卵が体内に入る
↓
胃酸で卵が溶けて幼虫が小腸に移動
↓
小腸から血管に入り肝臓を経由して肺で成長する
↓
肺から気管支を経由して小腸に戻り成虫となる
↓
小腸に1日25万個の卵を産む
・太古に封じ込められた古代生物の復活
なにより不安なのは、地球の温暖化により永久凍土が溶け出している点。太古に封じ込められた古代生物が無数に存在している可能性があるため、研究チームによると「回虫だけでなく他の生物も復活ありえる」とのこと。
少なくとも今回の調査で300種類の生物が発見されている。いま、何かが始まろうとしているのかもしれない。
もっと詳しく読む: 42000年前の虫が永久凍土から復活 / 続々と過去生物が出現する可能性アリ(バズプラス Buzz Plus) https://buzz-plus.com/article/2018/07/27/42000-worm-news/