【非道】中国がファーウェイ逮捕の報復でカナダ人を死刑か / 検察側が死刑を視野に上訴
カナダ司法当局が、中国通信機器企業「華為技術」(ファーウェイ)の幹部である女性、孟晩舟(もうばんしゅう)を逮捕した件で、あまりにも恐ろしい事態が発生した。その報復として中国政府が拘束したていたとされるカナダ人ロバート・シェレンベルク氏が、今度は死刑になる可能性が浮上したのである。
・カナダ司法当局が彼女を逮捕
事の発端は2018年夏までさかのぼる。孟晩舟に対する逮捕状は2018年8月22日にニューヨーク州東部地区連邦地方裁判所によって発行されており、かなり以前から逮捕されてもおかしくない状況が続いていた。そんななか、2018年12月1日にバンクーバー国際空港でアメリカ政府の要請によりカナダ司法当局が彼女を逮捕した。
・中国国内でカナダ人を拘束
さらにアメリカ、イギリス、オーストラリア、そして日本がスパイ活動を懸念し、ZTEやファーウェイの通信機器の使用を取りやめる流れを発表。そんな行為に黙っていられない中国政府は、孟晩舟の逮捕とファーウェイ機器を排除した報復として、中国国内でカナダ人を拘束したとされている。
・カナダ人の死刑を視野に入れた上訴
中国国内でカナダ人の裁判が行われ、一審では死刑ではない刑が下されたが、それに対して検察側が上訴。なんと、今度はカナダ人の死刑を視野に入れた上訴をしていると報じられているのである。
・まさにカナダ人は人質状態
中国によるカナダに対しての報復のために拘束されたと言われているカナダ人。中国はアメリカやカナダに対して猛烈に怒りの声を上げており、まさにカナダ人は人質状態。「謝罪と規制緩和をしないと命はないぞ」と言っているようなものであり、中国に対して世界中から批判の声が上がっている。
また、この件は日本でも大々的に報じられており、産経新聞は「死刑判決を外交カードに利用する中国、唐突に上訴審公表」と題して報じている。
もっと詳しく読む: 中国がファーウェイ逮捕の報復でカナダ人を死刑か / 検察側が死刑を視野に上訴(バズプラス Buzz Plus) https://buzz-plus.com/article/2018/12/28/death-row-huawei-chinas-retaliation/