【緊急事態】プリン専門店「うっふぷりん」がティラミス騒動の株式会社gramに乗っ取られる危機 / 店員「名前取られる危機に陥った」


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シンガポールの人気ティラミス専門店「ティラミスヒーロー」のロゴや名称を、日本の競合他社である株式会社gramが日本で商標登録し、日本で「ティラミスヒーローズ」(HERO’S)としてオープン。世間から「乗っ取り商法だ!」「パクリだ!」「日本の恥!」と猛烈なバッシングを受けている件で、衝撃的な展開があった。

・「ティラプリ」の平仮名表記を出願
大坂のプリン専門店として人気の「うっふぷりん」の名物スイーツとして定評がある「ティラプリ」の平仮名表記が、株式会社gramによって商標登録されていたのである。

・確定にはしばらく時間を要する
出願されたのは2018年5月15日で、出願人は株式会社gramとなっている。2019年1月現在は「審査待ち」となっており、確定にはしばらく時間を要すると思われる。

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・店員は商標登録されている件を知らなかった
この緊急事態を知った人たちが、プリン専門店「うっふぷりん」の公式TWitterに報告。店員は商標登録されている件を知らなかったようで、「名前を取られてしまう危機に陥りました」とコメント。さらに以下のように発言している。

・うっふぷりん公式Twitterコメント
「なぜか通知が来ておらずただ今気づきました! ご連絡ありがとうございます。内容確認の上、即対応させていただきます」

「弊社は『てぃらぷり』 ではなく、『ティラプリ』 カタカナ表記です。他社様で “てぃらぷり” が販売されたとしても、本家は”ティラプリ” です。 何卒よろしくお願いします🙇‍♀️ #うっふぷりん #ティラプリ #てぃらぷり ではありません」

「弊社のティラプリが思いがけず、名前を取られてしまう危機に陥りましたが、うっふぷりんのためを思ってくださった皆様のおかげで気づくことはできました。感謝申し上げます。 名前をとられても本家のおいしさは変わりません。進化をとげ、お客様の求める新たなプリンを生みだし続けます」

・うっふぷりん公式サイトコメント
「近日、報道番組などでニュースとなっております商標につきまして、メッセージやSNSを通じて沢山のご連絡頂き、誠にありがとうございます。お忙しい中、大変お手数をお掛けしましたことお詫び申し上げます。つきましては本件に関するご回答等を個別返信致しかねます事、 ご理解ご協力の程お願い申し上げます。尚、当店ティラプリに関しましては、 弊社『有限会社 上竜』や『大阪プリン専門店 うっふぷりん』等を参考情報として頂ければ幸いでございます。今後ともスタッフ一同努めて参りますので、変わらぬご愛好のほど宜しくお願い申し上げます」

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・成功商品をパクって出せば成功確率が上がる
株式会社gramは、どうして他社製品や店名を商標登録するのだろうか。それにはいくつかの理由があると言われており、有力なのが「すでに成功している商品をパクって出せば成功確率が上がるから」という説である。

・努力して成功を得ようとしている企業を食い物にする
日本における商標のルールを守っていたとしても、そこに他社の努力を踏みにじる行為があるならば、それを許してしまう法は欠陥があると言わざるを得ない。敵対や悪意を持った企業が、努力して成功を得ようとしている企業を食い物にする流れは無くさなくてはならない。そんな声も出ている。

ちなみに、シンガポールのティラミス専門店「ティラミスヒーロー」の名称やロゴに対するパクリ疑惑に関して、株式会社gramは「ロゴ使用権をお渡しする」とコメント。しかし商標を譲渡したり取り消すとは一切話しておらず、商標は株式会社gramが握ったままのようである。どうやら、他人の物でも絶対に手放したくないようだ。

もっと詳しく読む: プリン専門店「うっふぷりん」が株式会社gramに乗っ取られる危機 / 店員「名前取られる危機に陥った」(バズプラス Buzz Plus)

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