【衝撃】イタリア・ボローニャ市長がネットで苦悩「スパゲッティ・ボロネーゼはボローニャ発祥じゃない!」


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イタリアを代表する食材と言えばパスタだ。パスタはデュラム小麦を使用した麺類の総称で、スパゲッティ、リングイネ、ペンネ、カンネッローニ、フェットゥチーネ、ラザニアなど、複数の種類が存在する。そんなパスタに関する問題が勃発し、物議を醸している。

・ボロネーゼ料理といえば「スパゲッティ・ボロネーゼ」
イタリアの地方都市ボローニャは、挽肉や野菜などを織り交ぜて作られているボロネーゼソース発祥の地だ。ボロネーゼはさまざまな料理に使用されているが、特に世界中でいちばん有名なボロネーゼ料理といえば「スパゲッティ・ボロネーゼ」ではないだろうか。

・ボローニャ発祥の料理ではない
その世界一有名なボロネーゼ料理「スパゲッティ・ボロネーゼ」だが、ボローニャ市長によるとボローニャ発祥の料理ではないというのである! これには世界中の人たちが驚きを隠せずにいる。今までボローニャ発祥だからこそ「スパゲッティ・ボロネーゼ」という名称だと思っていたからだ。


・他の地域で勝手に作られた!?
どうやら、ボロネーゼはボローニャ発祥ではあるものの「スパゲッティ・ボロネーゼ」は他の地域で勝手に(!?)作られたものであり、ボローニャ発祥ではないという。そして、ボローニャにはスパゲティではない他のパスタを使用した「タリアテッレ・ボロネーゼ」や、肉料理の「ラグー・アッラ・ボロネーゼ」が伝統的な料理として存在するという。

<ボローニャ発祥>
ボロネーゼ
タリアテッレ・ボロネーゼ
ラグー・アッラ・ボロネーゼ

<ボローニャ発祥じゃない>
スパゲッティ・ボロネーゼ

・世界はさほど料理の発祥地や呼び名を気にしていない
日本にも「名古屋名物の台湾ラーメン」なる謎の料理が存在するが、それはそれでとても美味しいし、食べている人にとって「どこで発祥した料理なのか」はあまり関係ないとの意見も出ている。ボローニャ市長は苦悩しているかもしれないが、世界はさほど料理の発祥地や呼び名を気にしていないようだ。

もっと詳しく読む: イタリア・ボローニャ市長がネットで苦悩「スパゲッティ・ボロネーゼはボローニャ発祥じゃない!」(バズプラス Buzz Plus) https://buzz-plus.com/article/2019/03/12/spaghetti-bolognese-not-bologna/

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