【大炎上】小学館の編集者が大炎上 / 同人誌に関して「この程度の冊子が1000円で売れるのか」とTwitter書き込み
小学館に所属している編集者が、自身の公式Twitterに持論を書き込みしたところ、「上から目線だ」「小学館の編集者ってバカでもなれるんですね!」などの怒りの声が寄せられて大炎上。猛烈な批判と怒りの声が寄せられており、物議を醸している。
・技術書のお祭りイベント「技術書典」の感想を書いた
炎上しているのは、小学館に所属している編集者の水野隆さん。彼はテクニカル系同人誌即売会ともいえる技術書のお祭りイベント「技術書典」に出向き、その際の感想を自身のTwitterに書き込みしたところ、反感を買い、大炎上しているのである。以下は、水野隆さんの書き込みである。
・水野隆さんのTwitter書き込み
「個人経営の書店さんは、同人誌即売会に行ってみるべきです。「この程度の冊子が、1,000円で売れるのか」とカルチャーショックを受けられます。「取次から配本される本だけ売ってたら、もったいなくない? 売り場持ってるんだから、うちでも薄い本を作って売ろうかな」となるはずです。#技術書典」
個人経営の書店さんは、同人誌即売会に行ってみるべきです。
「この程度の冊子が、1,000円で売れるのか」とカルチャーショックを受けられます。
「取次から配本される本だけ売ってたら、もったいなくない?
売り場持ってるんだから、うちでも薄い本を作って売ろうかな」となるはずです。#技術書典 pic.twitter.com/3m9EL5P2ad— 水野 隆 (@mizno7) 2019年4月14日
テック系・同人誌即売会「技術書典」初めて来ましたが、衝撃です。
17時まで池袋サンシャインシティで開催してるので、近くにいる出版関係者は絶対行っておいたほうがいいです。
紙の本が売れないとか、書店を守らないと、とか寝言を言ってる場合じゃない。https://t.co/Aws4LrNmFp #技術書典 pic.twitter.com/ZAGv8rjjx8
— 水野 隆 (@mizno7) 2019年4月14日
・多くの人たちが不快感をあらわ
文章から彼が伝えたかったことを読み取るに、おそらく悪気や悪意があって「この程度の冊子が1000円で売れるのか」と書いたわけではないと思われる。
しかしながら、その表現に対して多くの人たちが不快感をあらわにしており、炎上状態となっているのである。確かに、文字を扱う仕事をしている人ならば、どんな言葉が炎上を導くか理解できるはずだが、残念ながら炎上するとは想像できなかったようである。
・書き込みに対するTwitter上の反応
「はじめまして。いきなりの失礼お許しください。「この程度」とは随分と相手を見下した無礼な言い方ですね。本人がそう思ってないと出ない言葉です。自腹で実費出版してサークル参加費出して即売会で売ってみてください」
「「こんなものが1000円」扱いしてツイッターで上げてもいいって著作者に許可取ってるの? モザイクも何もしてないし 仮に許可取っててもタグかコメントに許可取ったて書かないとだめだよ? そもそも本の内容を見ていってる? 自称小学館所属さん? 編集不足だから編集者の適正ないね君」
「わかる この程度って言葉は悪いかもしれませんが、次回は、そう言わせないのを書けば良いわけー、みんな頑張ろう」
「凄まじく読み間違いを誘う文章表現を使いますね。燃えても仕方ない書き方だと思いますので、こういったことを書く際は載せる前に一度自分で読むことをオススメいたします」
「この程度とは、なにと比べてどの程度なのでしょうか? 同人誌即売会で頒布されている作品は、小学舘では取り扱う価値の無い作品ということでしょうか? ずいぶん失礼だと感じましたので、この程度と思われた同人誌即売会系のイベントには二度と行かれないほうがよろしいかと」
「あはは、値段を付けるのは発行者の自由です、しかしその本の原価をご存知ですか? 1000円でも赤字の事などよくあります、原価だけではなく即売会の参加費それも数回かかりますよ、交通費人件費商売として考えるならありえないほどの経費率です。ちょっと考えてみましょうねw恥ずかしい発言ですよ」
「誤解されまくってるね…」
はじめまして。いきなりの失礼お許しください。
「この程度」とは随分と相手を見下した無礼な言い方ですね。本人がそう思ってないと出ない言葉です。自腹で実費出版してサークル参加費出して即売会で売ってみてください。— maiko (@benrinnes) 2019年4月14日
「こんなものが1000円」扱いしてツイッターで上げてもいいって著作者に許可取ってるの?モザイクも何もしてないし 仮に許可取っててもタグかコメントに許可取ったて書かないとだめだよ?
そもそも本の内容を見ていってる?
自称小学館所属さん?編集不足だから編集者の適正ないね君— ソロフレ (@kashikomafrens) 2019年4月14日
このツイートは「特に言葉を扱う仕事の人なのに誤解を招き過ぎる言い方をした」ところが良くないのであって
「失礼な考え」を持ってるわけではないのは直前の数ツイートを見ればすぐ分かる。自分が同人誌に近い立場だからこそ、すぐ怒るんじゃなくて問題提起のきっかけとしてより丁寧に扱わないと。
— 砂時計 (@TodayInsane) 2019年4月14日
わかる
この程度って言葉は悪いかもしれませんが、次回は、そう言わせないのを書けば良いわけー、みんな頑張ろう— さっぴー川原 🍶 技術書典 あ01 委託販売『エンジニアの成長を応援する本』 (@sapi_kawahara) 2019年4月14日
凄まじく読み間違いを誘う文章表現を使いますね。
燃えても仕方ない書き方だと思いますので、こういったことを書く際は載せる前に一度自分で読むことをオススメいたします。— 美鈴@星ノ雫 (@wyrd_2) 2019年4月14日
この程度とは、なにと比べてどの程度なのでしょうか?
同人誌即売会で頒布されている作品は、小学舘では取り扱う価値の無い作品ということでしょうか?
ずいぶん失礼だと感じましたので、この程度と思われた同人誌即売会系のイベントには二度と行かれないほうがよろしいかと— 姫香 (@HimekaAsaba) 2019年4月14日
あはは、値段を付けるのは発行者の自由です、しかしその本の原価をご存知ですか?1000円でも赤字の事などよくあります、原価だけではなく即売会の参加費それも数回かかりますよ、交通費人件費商売として考えるならありえないほどの経費率です。ちょっと考えてみましょうねw恥ずかしい発言ですよ。
— 銀狼 (@ginnrou) 2019年4月14日
そうやって一般書店に同人誌の違法海賊版が出回った歴史をしらんのかね、この若いのは。
— きよりん (@PBD86935) 2019年4月14日
『 こ の 程 度 』 と は
何故こんな薄い本のために人々が集まるのか、考え直してから言ってみてください…
その薄い本に1000円分、もしくはそれどころではない価値がある内容が書かれているからです。
— まこ (@MakoTr_01) 2019年4月14日
FF外から失礼致します。ツイートの文章の印象から同人誌の価値を認めるという趣旨と別の意味に捉えられる可能性が高いと思われます。
— かき揚げ饂飩 (@shiitakemeshika) 2019年4月14日
小学館の編集者ってバカでもなれるんですね!
— オペル・シグナム (@StrikerS_Signum) 2019年4月14日
この程度の冊子ってすごい言い様ですね。みんな魂削って書いてるのに。
— モフモフネコスキー (@moue299) 2019年4月14日
誤解されまくってるね…
— arex2 (@arex213) 2019年4月14日
・上から目線で的外れな書き込みしていると感じる人
多くの人たちが怒りに震える書き込みをしているが、少なからず「書き込みは理解できるが誤解される書き方だ」と感じている人もいるようだ。確かに、上から目線で的外れな書き込みしていると感じる人がいてもおかしくない言葉かもしれない。
・何度か繰り返し読めば真意を導き出せる?
言葉を選んで書けば、ここまで炎上するような事態にならなかったかもしれない。とりあえずは、水野隆さんが悪気や悪意や皮肉を込めて書き込みしたとは思わず、何度か繰り返し読めば、真意を導き出せるかもしれない。
もっと詳しく読む: 小学館の編集者が大炎上 / 同人誌に関して「この程度の冊子が1000円で売れるのか」とTwitter書き込み(バズプラス Buzz Plus) https://buzz-plus.com/article/2019/04/15/doujinshi-henshusya-news/
※冒頭画像はイメージです