【炎上】香川県ゲーム条例で捏造工作か / 可決させるためパブリックコメント増産疑惑「同じコメント複数ある」「IPアドレス疑惑」
プライベートIPアドレスの使用疑惑も浮上
香川県でネット・ゲーム依存症対策条例が2020年4月1日(水曜日)に施行され炎上している。これはインターネットやゲームなどの依存症対策を定めた条例となっており、県議会が賛成多数として可決した。これが公正な判断による可決した条例ならば炎上することはなかったはずだか、数々の不審で不信な部分が露見し、捏造工作によって可決に至ったのではないかと怒りの声があがっているのである。
・捏造や自作自演などの工作疑惑
今回のゲーム条例の可決に関して問題視されている点は複数あるが、特に物議を醸しているのは世間からの声をまとめたとされるパブリックコメントである。ゲーム条例はパブリックコメントの内容もふまえて可決に至っているが、集まったパブリックコメントの多くが捏造、偽装、ヤラセ、自作自演などの工作行為によって作られたものではないかといわれているのである。
・パブリックコメントには不可思議な点
パブリックコメントの信憑性を問題視している人たちは、単に想像や憶測、妄想などでクレームをつけているわけではない。メールなどで寄せられたパブリックコメントには複数の不可思議な点があったため「公正な判断で可決されていないのではないか」と怒りをあらわにしているわけである。
・偶然では説明がつかない
寄せられたパブリックコメントのうち2269件が「ゲーム条例に賛成」したもので、全体の84%に及んだという。しかし公開されたパブリックコメントひとつひとつを調べてみたところ、同じコメントが複数ある、同じIPアドレスが複数ある、送られた日時がほとんど同じなど、偶然では説明がつかない、あまりにも「捏造工作」的なパブリックコメントだらけだったのである。
この件に関してKSB瀬戸内海放送や複数のインターネットユーザーらが徹底的に調査をしたところ、現在、パブリックコメントの以下の点に関して不審点が確認されている。
<パブリックコメントの不審点>
1. 同じコメントが複数ある(最大173個)
賛成派のパブリックコメントを調べてみたところ、「みんなの意識が高まればいい」(174通)や「明るい未来を期待して」(140通)、「ネット、ゲームが子供達に与える影響様々ですので、賛成」(136通)など、同じコメントが複数発見されたとのこと。コメントが同じだけでなく、スペースや改行の使い方もまったく同じものだったという。
2. メールの送信日時がほとんど同じ
パブリックコメントはメールにて送られているのだが、多くのメールがほぼ同じ時間帯に連続して送られている。しかもそのコメントはどれも同じものであったりなど不審な点が重なっている。
3. 同じIPアドレスが複数ある
複数のパブリックコメントが同じIPアドレスであることもわかっているという。たとえばKSB瀬戸内海放送のVTRから確認できただけでも、「条例通過により明るい未来を期待して、賛同します」と「意識が高まれば良いと思うので賛同します」と「ネット、ゲームが子供達に与える影響様々ですので、賛成」と「ゲーム依存により、判断の乏しい大人を生み出さない為に賛成します」という別々のパブリックコメントが同じIPアドレス(192.168.7.21)であることがわかる。役所のシステム上、同じIPアドレスになるケースもあるのでそのあたりは調査が必要。
4. 複数のIPアドレスがプライベートIPアドレス
複数のパブリックコメントが同じIPアドレスから送られているとされているが、そのIPアドレス 192.168.7.21 が、プライベートIPアドレスである可能性が極めて高いとされている。大きく分けてIPアドレスにはグローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスがあり、それぞれ使用できるアドレスの数値が決まっている。
今回問題視されている 192.168.7.21 は、プライベートIPアドレスの範囲として決められている 192.168.0.0 ~ 192.168.255.255 に入る。そのため、そのIPアドレスからのパブリックコメントは、ネット・ゲーム依存症対策条例のパブリックコメントに関係する建物内から送信されたことを意味している。システム上、どこから送信されたメールでも同じIPアドレスになるケースもあるので一概に捏造や工作と言い切れない部分でもある。
5. 「多数決ではない」と打ち消される
条例検討委員会はこのパブリックコメントの不審点に関して「パブリックコメントは多数決ではない」とした。つまり賛成や反対の数で可決するわけではないとしたわけだ。しかしその後、「賛成も多いし早く採決しよう」という声が出て、約20分ほどで決定されたと報じられている。
#ゲーム条例
今、KSBのニュースで、パプコメの原本が公開されたと報道された。
送信時刻から、全く同じ様式で何通も連続して送られていると思われるものが多数あった模様。— 田中たつや 三豊市議会議員 (@tt_mitoyo) April 13, 2020
パブコメのIPアドレス件といい香川県のゲーム条例関連の話題をみていると、ゲームをやらないと頭が悪くなるのではないかと心配になります。ゲームやってきて良かった…。
— フミコ・フミオ (@Delete_All) April 14, 2020
香川県のゲーム条例。パブコメ結果公表・可決はちょうど1ヶ月前でしたね。
中身がコピペであった件はやっぱりそうか・・ですが、ちゃんと事後に報じた大手メディアもエラい。終わった後は亡きものになりがち。
メディアが動いたのは多くの方が関心を持ったからです。声を上げる事は大切ですね。 https://t.co/dzbcAd4ig5— 栗下 善行 🌰 都議会議員(大田区) (@zkurishi) April 14, 2020
コロナ騒ぎに紛れて扱いが小さいが、香川県のゲーム条例が大方の予想通り酷いことになっていて草。
現場が困るのは、こういう馬鹿な話のせいで「本物の」ゲーム依存への対策が後手になることなんだよな。
ホント、マジ、勘弁。— ながし (@Pnagashi) April 13, 2020
ゲーム条例程度でここまで偽装する連中が
不正選挙しないはずがないじゃないか。
— こんな政治を知ってるかい? (@chocoho19312) April 14, 2020
香川県のゲーム条例に自作自演の嫌疑がかけられ始めて、それに対する言い訳がwebシステム自体を理解してない物言いでツッコミどころ満載だったらしいけど…自分も詳しくないので真偽を突き詰める事は出来ないですが
もし本当に行政の公式見解に嘘が混じってたら色々終わりますよ
— 瀬之本@恋楯Re:bootThe"SHIELD-9"発売中☆ (@senomotomb) April 14, 2020
ゲーム条例のパブコメが話題になり出してた
改行が違うから投稿フォームではないこと、賛成意見が一行で反対意見が全て具体的でばらばらであること、もう全部がこれ黒だって確定的な内容だけどこの黒塗りの部分、他人の名前を勝手に自分の意見として利用している、なんて可能性があるのでは……?
— まさみティー / 里衣ぐれも🐫 (@MasamiT) April 14, 2020
香川県ゲーム条例のパブコメ賛成意見のIPアドレス全て「192.168.7.21」の件
>>これの追求をどこがやるのか
それが問題だ。時期が時期だけに忘却される可能性もある。
できれば、伏見界隈におわす、かの会社管轄の
奉行所にお調べ頂くのが、もっとも強力かと
思われまする。サイバーポリス
— 雷神会_はるきゲにあ🔞 (@harukige) April 14, 2020
香川県議会ってそもそも議席の何割かが無投票で決まるような立候補者数しかなく、
その上パブリックコメントを自演で水増しして「これが多数派の民意です!」とか言い始めて条例を採決し始めてるとしたら、ゲーム条例に留まらず完全に民主主義が死んでるってことなんだが、香川県民はそれでいいのか?— かのたん (@kanon_ayuayu) April 14, 2020
仮にゲーム条例のパブコメを捏造して条例を推し進めたのなら、笑い事では済まないよね。
— ムネオ ☠️Muneo☠️ (@MuneoJPN) April 14, 2020
説明するとですね。
この「192.168.7.21」ってアドレス、プライベートアドレスなんでふつうは同じLAN内のアドレスなんですよ。
このIPアドレスのパブリックコメントが沢山でてきたってことは「集計している機械と同じ建物」から集中的に同じ意見が送られたってことなんです。 pic.twitter.com/7Z8TlpltoW— べれ野 (@veleno_jp) April 13, 2020
香川県の条例賛成意見のIPアドレスが全部同じ「192.168.7.21」な件、まだ確定ではないけどもしこれが自演だとしたら超大問題だよね。
何かの間違いの線もあるけどゲームが悪影響を及ぼすとかいう頭が昭和な人達だから多分IPアドレスが何かを知らないんじゃないだろうか。
— 蒼野りまき @ 毎日あいさつ絵更新中 (@A_rimaki) April 13, 2020
・偶然では説明がつかない
あまりにも不審点が多すぎる今回のネット・ゲーム依存症対策条例の可決とパブリックコメント。何者かが可決させる方向にもっていくため暗躍した可能性がないとは言い切れず、香川県民のみならず、全国の人たちが怒りをあらわにしている。ゲーム業界も黙ってはいないのではないだろうか。
もちろんインターネット依存症やゲーム依存症は防ぐべき事であり、対策は必要といえるが、もし本当になんらかの不正が条例検討委員会の判断に多少なりとも影響を与えて可決したゲーム条例であるならば、それに従う必要はないだろう。今後、この件に関して関係者が追及されていくのは間違いない。
もっと詳しく読む: 香川県のゲーム条例で捏造工作か / 可決させるためパブリックコメント増産疑惑「IPアドレス192.168.7.21は関係者か」(バズプラス Buzz Plus) https://buzz-plus.com/article/2020/04/14/game-addiction-measures-regulation/
Image: KSBより引用