【注意喚起】外出自粛後でもジョギングする人に医学者・山中伸弥がコメント / 息でウイルスまきちらす可能性を危惧

新型コロナウイルス


hashiru

新型コロナウイルスの影響により外出自粛要請が出され、さらに緊急事態宣言が発令された状況となっており、自宅から出ずに運動不足になっている人もいるかもしれない。そんな運動不足を解消したり、普段と同じライフサイクルをするため、ジョギングやランニングをしている人も少なくないのではないだろうか。

・山中伸弥さんジョギングに対し言及

ジョギングをしている人たちに注意喚起をしている人がいる。京都大学iPS細胞研究所の所長であり、ロックフェラー大学名誉博士でもある医学者、山中伸弥さん(57歳)だ。自身もジョギングが趣味という人物であり、医学者ということもあって、彼の発言に大きな注目が集まっている。

・息でウイルスばらまいてる危険性

山中伸弥さんはYouTubeに「ジョギングエチケット」と題して動画を公開。それとともに以下のコメントを公開し、広くジョギングをしている人たちに注意喚起とアドバイスをしている。ジョギング中の息でウイルスをばらまいてる可能性があるらしく、事実ならば注目すべき点だ。

・山中伸弥さんのコメント

「新型コロナウイルスは感染しても症状が出ないことも多いです。気づかない間に感染しているかもしれません。ジョギングで大きく息をすると、周囲にウイルスをばらまいているかもしれません。マスクして走るのが苦手な場合は、布のバフを活用しましょう。周りに人がいる時、さっと口を覆うことが出来ます。咳やくしゃみと同じく、ジョギングの時も周囲への配慮、ジョギングエチケットを心がけましょう」

・どうしてもジョギングしたい人は?

外出しないことが感染リスクを下げるとされているが、どうしてもジョギングをしたいという人は、自分と他人の感染リスクを下げるため、飛沫や飛沫核を飛ばさない、吸い込まない努力が必要なのは言うまでもない。

政府は人との接触を8割減らすことを国民に要請しているが、クラスター対策班メンバーである北海道大学の西浦博教授は、「外で行う散歩やジョギングなどは感染のリスクが低い」としている。ただし、すべての情報は常に新たな精度の高い情報に更新されることがあるため、いつも最新の情報を得るよう心がけたい。

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・マスクを着用して走っている人

なかには「ジョギングは不要不急の外出なんじゃあないか?」という意見を持つ人もいる。健康維持のため毎日ジョギングしていた人は家のなかで代替のトレーニングで運動をすればよいという声もある。また、ジョギングしている人を見ただけで避ける人もいるようだ。

ジョギングをしている人のなかには、配慮して早朝の人が少ない時間帯にジョギングをしたり、マスクを着用して走っている人もいるようだ。ひとりひとり、他人のことも考えて行動することが大切ということだろう。

もっと詳しく読む: 外出自粛要請後もジョギングする人に医学者・山中伸弥からコメント / 息でウイルスばらまいてる危険性(バズプラス Buzz Plus) https://buzz-plus.com/article/2020/04/18/jogging-etiquette-news/

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