【大炎上】愛知県が新型コロナウイルス感染者396人の氏名をネット公開 / 流出で拡散の危険性大「差別と誹謗中傷を懸念」
新型コロナウイルス感染者
新型コロナウイルスに感染している人たちのデータを愛知県がインターネット上に掲載し、約45分間、削除されないまま誰でも閲覧できる状態になっていた事が判明した。公開されている間、第三者がデータをダウンロード、またはキャプチャなどをした可能性がある。少なくとも第三者がデータを閲覧していた事が判明している。
・396人の氏名が公開
問題視されているのは、愛知県の公式サイトに誤って掲載された、新型コロナウイルス感染者約500人分の氏名や入院先などの個人情報データだ。掲載された新型コロナウイルス感染者約500人のうち、396人の氏名が公開されていたという。
・データはエクセル形式でサイトに掲載
愛知県の担当職員はこの感染者データを指名付きで9:30から掲載している事に気が付かず、10:00すぎあたりに愛知県民から電話で報告があり、誤って掲載していた事に気が付き、データを削除したとされている。データはエクセル形式でサイトに掲載されていた。
愛知県のHPに感染者のリストってどういう操作をしたらそんなミスが起こるのだろう。愛知は謎が多過ぎる。
— greenmale66 (@greenmale66) May 5, 2020
愛知県のやらかし案件
原因:患者の氏名、年代、性別等の情報をエクセルファイルで作成・管理している。このエクセルファイルから、個人情報を削除したデータファイルを作成し、Webページに掲載している。今回、患者の個人情報が含まれたエクセルファイルを誤ってWebページ上に掲載してしまった。
— Rosarinn (@rosarinn) May 5, 2020
え、コロナ感染者の個人情報を愛知県のHPに掲載って…
これ、絶対保存してる人たくさんおるやろし、どうすんの…
ただでさえイジメやら差別やら起こってるのに#グッディ— ahirusky (@ahirusky6) May 5, 2020
愛知では安心して(?)コロナにかかることができないことがわかりました。
氏名から入院先まで全部開示されるミスがあったからです。
今公開されているものには住所地が載っているので,特定も簡単になってしまうのではないでしょうか?村八分が始まる。
リストが流出しませんように。
— moke(人間万事塞翁が馬) (@moke_bm) May 5, 2020
愛知県がHPに新型コロナウイルス感染者の個人情報を掲載してしまった件、掲載基準や掲載に至るまでの承認チェックは厳しいがひとたび掲載内容が通ると掲載後のチェックは担当者次第という、多くの役所の広報課の現状を表しているように思える
— かちん (@cachin373) May 5, 2020
愛知県のHPで誤って感染者の氏名公表って、誤ってそんなことになるか?
誰かが意図的に晒したとしか思えんが…?— 柊はじめ (@HiiragiHazime) May 5, 2020
・掲載者と確認者が同じ人物だった
愛知県は、本来は消すべき情報をそのまま掲載してしまったわけだが、掲載する職員と、掲載内容を確認する職員が同一人物であったため、チェックが甘くなったようである。今回の件に関して愛知県は謝罪会見を開いたが、データは一度公開されてしまうと、取り返しがつかない事態になり得る。
・感染者データを第三者が閲覧したのは確実
問題なのは、掲載されていた45分間に新型コロナウイルス感染者495人分の氏名や入院先などの個人情報データがダウンロードされたり、キャプチャされている可能性があることだ。愛知県民から「掲載されている」と愛知県に報告があったことから、少なくとも感染者データを第三者が閲覧したのは間違いない。
そして、この愛知県民の報告がなかったら、さらに長時間、新型コロナウイルス感染者のデータがインターネット上で誰でも見られる状態になっていた可能性は高い。
・人生を狂わす取り返しがつかない流れ
インターネット上では、とある技術を使用することで匿名性を極めて高く保ちつつ、悪意ある行為を実行することができる。もし新型コロナウイルス感染者のデータが悪意ある第三者によって公開され、拡散されることになれば、新たな問題が発生する。
またそれは、差別や偏見、そして誹謗中傷など、人生を狂わす取り返しがつかない流れにもなり得る。
もっと詳しく読む: 愛知県が新型コロナウイルス感染者396人の氏名をネット公開 / 第三者が保存した可能性大(バズプラス Buzz Plus) https://buzz-plus.com/article/2020/05/05/unforgivable-corona-trouble-news/