【大炎上】愛知県が新型コロナウイルス感染者396人の氏名をネット公開 / 流出で拡散の危険性大「差別と誹謗中傷を懸念」

新型コロナウイルス感染者


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新型コロナウイルスに感染している人たちのデータを愛知県がインターネット上に掲載し、約45分間、削除されないまま誰でも閲覧できる状態になっていた事が判明した。公開されている間、第三者がデータをダウンロード、またはキャプチャなどをした可能性がある。少なくとも第三者がデータを閲覧していた事が判明している。

・396人の氏名が公開

問題視されているのは、愛知県の公式サイトに誤って掲載された、新型コロナウイルス感染者約500人分の氏名や入院先などの個人情報データだ。掲載された新型コロナウイルス感染者約500人のうち、396人の氏名が公開されていたという。

・データはエクセル形式でサイトに掲載

愛知県の担当職員はこの感染者データを指名付きで9:30から掲載している事に気が付かず、10:00すぎあたりに愛知県民から電話で報告があり、誤って掲載していた事に気が付き、データを削除したとされている。データはエクセル形式でサイトに掲載されていた。


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・掲載者と確認者が同じ人物だった

愛知県は、本来は消すべき情報をそのまま掲載してしまったわけだが、掲載する職員と、掲載内容を確認する職員が同一人物であったため、チェックが甘くなったようである。今回の件に関して愛知県は謝罪会見を開いたが、データは一度公開されてしまうと、取り返しがつかない事態になり得る。

・感染者データを第三者が閲覧したのは確実

問題なのは、掲載されていた45分間に新型コロナウイルス感染者495人分の氏名や入院先などの個人情報データがダウンロードされたり、キャプチャされている可能性があることだ。愛知県民から「掲載されている」と愛知県に報告があったことから、少なくとも感染者データを第三者が閲覧したのは間違いない。

そして、この愛知県民の報告がなかったら、さらに長時間、新型コロナウイルス感染者のデータがインターネット上で誰でも見られる状態になっていた可能性は高い。

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・人生を狂わす取り返しがつかない流れ

インターネット上では、とある技術を使用することで匿名性を極めて高く保ちつつ、悪意ある行為を実行することができる。もし新型コロナウイルス感染者のデータが悪意ある第三者によって公開され、拡散されることになれば、新たな問題が発生する。

またそれは、差別や偏見、そして誹謗中傷など、人生を狂わす取り返しがつかない流れにもなり得る。

もっと詳しく読む: 愛知県が新型コロナウイルス感染者396人の氏名をネット公開 / 第三者が保存した可能性大(バズプラス Buzz Plus) https://buzz-plus.com/article/2020/05/05/unforgivable-corona-trouble-news/