【話題】100日後に死ぬワニ作者が「クソリプ防止機能」を導入 / Twitterでバッシングやクレームをガード可能
100日後に死ぬワニ
国民的人気漫画「100日後に死ぬワニ」は多くの人たちに感動を与え、そして人生において何が必要なのか、改めて考える機会を与えてくれた作品だ。自分が死ぬことを知らないワニが、日々、友達や同僚たちと普通の生活を続けていく。しかし最終回、ワニは命を落とし、この世を去る。
・「大好きだった作品がけがされた」と感じた
そんな「100日後に死ぬワニ」が猛烈なバッシングを受け、炎上した出来事は記憶に新しい。「100日後に死ぬワニ」の最終回が公開された直後、突如として書籍化や楽曲、そしてカフェなどとのコラボレーションを発表。読者はワニの死に涙を流した直後だったため、余韻に浸る時間を与える間もなくビジネスをイメージさせる展開が発表され、多くの人たちが「大好きだった作品がけがされた」と感じたようだ。
・作者にバッシングが続く
そんな「100日後に死ぬワニ」と作者に対するバッシングが連日連夜続き、なかには批判とは言えない誹謗中傷ともとれる書き込みがされるようになり、「100日後に死ぬワニ」の作者であるきくちゆうき先生のTwitterは炎上し続けた。また、「100日後に死ぬワニ」の関連Twitterにもバッシングが飛び火して炎上した。
ワニくんは好きだったゲームの大会にも出たし先輩とも付き合えたしよい友達と仲良くやってたし、結構いい人生だったと思います。やりたいことをやること、会いたい人に言いたいことを言っておくこと、シンプルですけど大事ですよね、明日生きているかは誰にもわからないので。ありがとうございました😁
— 𝑺𝒖𝒛𝒂𝒏𝒂🐪 (@suzuzZ) March 20, 2020
やってる事が中国と同じ
最初から、金儲けと断言して欲しかった
サヨウナラ— dekokun (@dekokun8) March 20, 2020
本当に生きるって辛い事ばかりなんだけど、でもたまに例えばワニくんが満開の桜を見た時のような、何てこの世は良いものなんだろうと思う瞬間もあって、その一瞬がある希望で何とか生きてて、でも着実に死へと導かれてるんだよな、と思った100日でした。
ありがとうございました。— HUGONGON (@HUGONGONGON) March 20, 2020
作者のきくちゆうきさんが悪いとは思わないけど、やっぱりタイミングなのかなと思います、これが最後、ハッピーエンドで終わる物語であれば、すぐにグッズ販売でもここまで批判はでないはずです。亡くなってからすぐというのが、冷めるんじゃないでしょうか
— 三宅崇道 (@aweTmWAFQvXc4cz) March 21, 2020
こういう、仕事の仕方もあるのかと参考になりました
— 久遠ひろき (@toyodaganpi) March 20, 2020
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そんななか、きくちゆうき先生が自身のTwitterで「クソリプ防止機能だって? やったー クソリプから身を守れるぞ やったー」と発言した。クソリプ防止機能の正式名称は「フリート」という。ツイートにリプライできる相手を調節することができる機能で、調整レベルは3段階ある。この設定により、きくちゆうき先生に対して不快なコメントを制限することが可能になるというわけだ。
・不快に感じると思われる書き込み
きくちゆうき先生に対するバッシングはいま現在も続いており、Twitterを読むかぎり、きくちゆうき先生が読めば不快に感じると思われる書き込みが確認できた。それをガードできるのであれば、きくちゆうき先生としては心の平穏を得られるかもしれない。
確かに、きくちゆうき先生は批判を受けやすい手法で作品を展開したかもしれない。そして人それぞれ考え方は違う。それゆえ、作品やビジネス方針に対しての批判を受けても仕方ないかもしれないが、誹謗中傷や「単に感情をぶつける行為」は批判とは言えない。きくちゆうき先生にとってノイズと感じるコメントをクソリプ防止機能で防げるのであれば、それは心の平穏に繋がるかもしれない。
クソリプ防止機能だって?
やったー クソリプから身を守れるぞ
やったー🙌— きくちゆうき (@yuukikikuchi) May 21, 2020
(((( ✋クソリプバリアー!🤚))))
— きくちゆうき (@yuukikikuchi) May 21, 2020
クソリプだ!かわせ!
— コンプラを気にしないサトシ (@compliancebreak) May 21, 2020
・35万部も発行する信じられないほどの快挙
そんな「100日後に死ぬワニ」だが、書籍が35万部を突破したことが判明した。もともと出版業界は不況といわれていたし、新型コロナウイルスが蔓延しているコロナ禍の時期に35万部も発行することは信じられないほどの快挙だ。それだけ日本中の人たちに愛されている作品という事だろうか。
・注意深く観察していく必要
とはいえ、作品に対する批判の声も「愛されているがゆえの声」と言えなくもない。完全に嫌な声を排除する行為は「清水に魚おらず」な状況にもなり得るので、今後、クソリプ防止機能がポジティブに働くか、ネガティブに働くか、注意深く観察していく必要があるかもしれない。
もっと詳しく読む: 100日後に死ぬワニ作者が「クソリプ防止機能」を導入 / バッシングやクレームをガード可能(バズプラス Buzz Plus) https://buzz-plus.com/article/2020/05/23/author-started-a-new-feature-news/