【話題】東京マグニチュード8.0の弟は第8話ですでに死去か / 東京タワー倒壊が致命傷「外傷性脳出血で脳挫傷」
東京マグニチュード8.0
東京マグニチュード8.0はフジテレビのテレビアニメーション作品で、東京で大規模な地震が発生し、大震災のなか生き抜く姉と弟の姿を描いた作品だ。主人公の小野沢未来は13歳の中学生で、弟である8歳の小野沢悠貴とお台場のショッピングモールにお出かけ中に大地震に遭い、徒歩で帰宅を目指す。
・悠貴はいつ命を落としたのか
そんな東京マグニチュード8.0には、あまりにも悲しい「アニメとしてはあまりにも悲惨なエピソード」が複数含まれている。特に涙なくしては観ることができないエピソードに、弟である悠貴の死がある。しかし、悠貴の死がいつなのか、多くの視聴者がわからなかったようだ。悠貴が幽霊として姉の前に現れ、生きているかのように行動を共にしていたからだ。では、悠貴はいつ命を落としたのか。
・外傷性の脳出血で脳挫傷
死の原因は第4話(エピソード4)で発生した大規模な事故だ。弟の悠貴は東京タワーが倒壊した際、姉をかばって落下してきた金属片が頭にあたり、意識を失う。同行していたバイク便ライダーの日下部真理が頭を調べてみたところ、コブが確認できた。たいしたことはないと判断していたが、その際、すでに外傷性の脳出血で脳挫傷という状態だった。
・すでに外傷性の脳出血で脳挫傷
過酷な環境下で長距離を歩いて移動しているため、疲労困憊な状況下、ついに第7話(エピソード7)で悠貴が倒れてしまう。同行していた真理が悠貴の脈拍と呼吸を確認したところ、言葉にはしなかったが何らかの異変を感じたようだ。その後病院に運ばれ、手術を受けるという流れが描写されている。その後、姉は悠貴が死んでしまう夢を見る。
・点滴しただけで大げさなんだから
第8話(エピソード8)で姉が疲弊して病院の敷地を歩いていると、そこには子供たちと一緒にサッカーをして遊んでいる悠貴がいた。姉は大声で悠貴を呼び、生きていた事に歓喜するのだった。あまりにも心配するあるに対して悠貴は「点滴しただけで大げさなんだから」と話しているが、この時点ですでに悠貴は亡くなっていた。
・家に帰って生き抜くため導いた
悠貴は第7~8話で亡くなっていたものの、姉は診断書に書かれた死去した事実を受け入れられない。姉は診断書や悠貴の遺体を目にしていたが、受け入れられず、「弟の死」を夢としてとらえて自我を保ったのだろう。そんな姉のようすを不安に感じた弟の魂が、途方に暮れていた姉の前に現れ、家に帰って生き抜くため導いたのだと考えられる。
<弟が亡くなるまでの時系列>
1. 第4話で弟の頭に金属当たる(外傷性脳出血 脳挫傷)
2. 第7話で倒れた悠貴の脈拍を調べる(すでに呼吸なし)
3. 第8話で病院搬送(すでに死去)
4. 第8話で弟の遺体と対面する夢(現実)
5. 第8話で弟と再会(現実だが幽霊)
・姉と話がかみ合わない真理
幽霊の悠貴は真理には見えないため、まだ弟が生きていると思っている姉と話がかみ合わないシーンもあり、悠貴が幽霊であることを視聴者にそれとなく伝える場面がいくつもある。特に弟が亡くなったにもかかわらず、元気いっぱいな姉のようすが涙を誘う。
・知識と繋がりも大切にしておきたい
東京マグニチュード8.0は多くの人たちにリアルな震災のようすを伝え、人と人のつながりの大切さを教えてくれる作品として支持されている。いつかやってくる「もしものとき」のため食品や生活用品などを備蓄している人は多いはずだ。しかし、それだけでなく知識と繋がりも大切にしておきたい。
もっと詳しく読む: 東京マグニチュード8.0の弟は第8話ですでに死去 / 東京タワー倒壊が致命傷となり「外傷性脳出血で脳挫傷」(バズプラス Buzz Plus) https://buzz-plus.com/article/2020/05/31/tokyo-magnitude-8-anime-yuki-news/