シン・エヴァンゲリオン劇場版:||は新劇場版シリーズの完結編として公開されるだけでなく「新たなエヴァンゲリオン」も同時上映される可能性があると噂されており、非常に注目度が高まっている作品だ。そんなシン・エヴァンゲリオン劇場版:||がシン型コロナウイルスの影響で公開が延期され、多くのファンが悲しんでいるが、新たな公式情報が入ってきた。

・「2020年内に公開されるはず」といわれていたが

シン・エヴァンゲリオン劇場版:||は2020年6月27日に公開される予定だったが、シン型コロナウイルスが猛威をふるい感染者を増やしている影響で、公開が延期されていた。新たな公開日は発表されていないが「2020年内に公開されるはず」といわれており、多くのファンが少しでも早く公開されることを望んでいたが、やや悲しいニュースが入ってきた。

・年内の公開は難しいかもしれない

シン・エヴァンゲリオン劇場版:||のサントラCD「EVANGELION FINALLY ムビチケカード付き数量限定・期間限定盤」が2020年10月7日に発売されることが発表されたのである。ムビチケとは映画の前売り券のこと。つまり、少なくとも2020年10月7日まではシン・エヴァンゲリオン劇場版:||が公開されることはないと考えていい。

そしてこの発売日から推測できることは、実際の公開日は2020年末または2021年内になる可能性が高まったということである。ムビチケ付きCDの発売が決定したことは非常に嬉しいが、「今年はエヴァの夏にする！」と意気込んでいた人たちにとって、悲しい情報ともいえるだろう。

・公開延期は仕方がないこと

シン・エヴァンゲリオン劇場版:||がシン型コロナウイルスの影響で公開延期となったのは非常に残念だが、仕方がないことともいえる。現在、日本の数多くの劇場がシン型コロナウイルスの感染予防のため、席をひとつ空けて観客を座らせるなど、席数を減らして映画を上映している。単純計算で考えても席数が半分になるわけで、興行収入が激減するのは避けられない。

・興行収入が低下する時期に公開はナンセンス

シン・エヴァンゲリオン劇場版:||は21世紀を代表するビッグタイトル作品なのは間違いないく、興行収入が著しく低下する時期に公開するのはナンセンス。関係者としても多くの人たちに作品を観てもらいたいだろうし、「席数を半分にしている状態での上映」はどうしても避けたいはずだ。

そう考えれば、シン型コロナウイルスが収束に向かい、劇場がすべての席を使用できる状況下になってから公開開始とするのが妥当な流れであり、2020年10月以降の公開となるのはありえる話だ。そもそも、2021年の効果になったとしてもおかしくないともいえる。

・雰囲気だけでも夏のエヴァを楽しんでみよう

シン・エヴァンゲリオン劇場版:||やその他のエヴァシリーズは、さまざまな企業とコラボレーション氏、商品やサービスを発表している。当初の予定ではシン・エヴァンゲリオン劇場版:||の公開日は2020年6月27日であり、それにあわせてコラボした企業は多いと考えられる。そのため、2020年6月はいつもよりコラボが多い印象を受ける。

コラボはスケジュールや契約などの都合上、シン型コロナウイルスの影響で映画が公開延期されたとしても時期を遅らせることは難しいかもしれないが、世の中がエヴァンゲリオンだらけになっているのはファンとして嬉しいかぎりであり、映画は残念ながら公開延期になってしまったが、雰囲気だけでも夏のエヴァを楽しんでみてはいかがだろうか。

・シン・エヴァンゲリオン劇場版:||に隠された秘密

公式情報ではないが、シン・エヴァンゲリオン劇場版:||は非常に濃密な内容になっていると言われている。前半にヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qの続きを上映し、後半にシン・エヴァンゲリオン劇場版:||の本編が公開される可能性があるという。あくまで推測でしかないが、事実ならば1本で2本の作品が楽しめることになり、嬉しくて心がぴょんぴょんする人も多いのではないだろうか。

とにかく今は、シン型コロナウイルスに感染しないよう一人一人が努力し、その特効薬としてシン薬が開発されるのを期待しつつ、シン・エヴァンゲリオン劇場版:||の公開を待ちたい。感染しないことが、シン・エヴァンゲリオン劇場版:||の上映を早くする流れを作ることができるかもしれないのだから。

もっと詳しく読む: シン・エヴァンゲリオン劇場版:||がシン型コロナウイルスの影響で年内公開不可能か / 絶望視する声多数(バズプラス Buzz Plus) https://buzz-plus.com/article/2020/06/24/shin-evangelion-roadshow-news/