【緊急事態】イソジン買い占めで医療危機が発生中 / 高須クリニック院長「すぐに買い占めを止めなさい」
新型コロナウイルス
イソジン(ムンディファーマ社)や、明治うがい薬(株式会社明治)が、新型コロナウイルスに効果があると報じられ、瞬時に薬局薬店から在庫が消滅した。マスコミの報道によって「イソジンが効果的だ」と思い、薬局に駆けつけた人が多数おり、ひとりで何個も買占めをした人もいたようである。そんな買い占め行為が新たな問題を生んでいるようだ。
・公式Twitter「すぐに買い占めを止めなさい」
高須クリニックの院長として知られているカリスマ的医師、高須克弥氏(75歳)によると、イソジン等の買い占めにより医療現場でイソジン不足になり、非常に困っているようなのだ。自身の公式Twitterにて「すぐに買い占めを止めなさい」と警告(注意喚起)している。
・高須克弥氏のTwitterコメント
「いま医者仲間から急報。僕らが手術に使うイソジンの消毒薬が全ての流通経路から失くなっている! 買い占めて薄めてうがい薬に転用するつもりか。イソジンは一番信頼できる一般的な消毒薬なんだ 買い占めを止めて速やかに供給しないと全国の手術現場の崩壊が起きる。すぐに買い占めを止めなさい」
いま医者仲間から急報。
僕らが手術に使うイソジンの消毒薬が全ての流通経路から失くなっている❗
買い占めて薄めてうがい薬に転用するつもりか。
イソジンは一番信頼できる一般的な消毒薬なんだ買い占めを止めて速やかに供給しないと全国の手術現場の崩壊が起きる。
すぐに買い占めを止めなさい。— 高須克弥 (@katsuyatakasu) August 6, 2020
・主成分はポビドンヨード
イソジンや明治うがい薬などの主成分はポビドンヨードで、消毒液として広く日本で愛用され続けているものだ。しかし昨今の新型コロナウイルスの世界的パンデミックにより、改めて注目されるようになった。そして最近、大阪府知事の吉村洋文氏(45歳)がイソジン等を紹介したことにより、買い占めがはじまったした。
・自分だけが良ければ良いという行為
現時点でイソジンや明治うがい薬が新型コロナウイルスに「効果がある」と断言できないが、今回の問題は効果があるかどうかではなく、買い占めという「冷静さを欠いた行為」「自分だけが良ければ良いという行為」が問題だと考えられる。
・すぐに買い占めという行為に走る人たち
地震や台風などの自然災害、そして今回の病原菌による世界的パンデミックなど、何かしらの有事ともいえる出来事が発生すると、すぐに買い占めという行為に走る人たち。確かに不足しているものは「欲しい」と思って当然だが、そういう時こそ、譲り合いの気持ちをはたらかせるべきだ。
・救える人が救えなくなる状況
高須克弥氏が「すぐに買い占めを止めなさい」と注意喚起していることをふまえ、買い占めや、必要以上の購入は避けるべきだろう。救える人が救えなくなる状況は絶対に避けなくてはならない。
もっと詳しく読む: イソジン買占めで医療危機が発生中 / 高須クリニック院長「すぐに買い占めを止めなさい」(バズプラス Buzz Plus) https://buzz-plus.com/article/2020/08/06/povidone-iodine-isodine-corona-news/