なんでも商標登録してしまう! と苦言を呈されることが多い中国だが、なんと「京都宇治」までも中国国内で商標登録していた事が判明。それを知った京都府宇治市の京都府茶協同組合が中国国家知識産権局に商標の無効を求めて取り消し請求。無事、商標が無効になったという。
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・京都や宇治と関係ない商品に「京都宇治」
信頼を感じさせる「京都宇治」の名称が中国企業によって独占される危機感もあったと思うが、それ以外にも懸念点があった。まったく京都や宇治と関係ない商品に「京都宇治」の名称がつけられる危険性だ。
・誤解を招く商品を出される危険性が減った
宇治とはまったく関係ないお茶なのに購入者が「日本のお茶なんだな」「京都宇治のお茶なんだな」と勘違いして買ってしまう恐れもあった。しかし今回の商標の取り消しによって、ある程度、勝手に使われたり、誤解を招く商品を出される危険性が減ったといえよう。
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・「宇治だから買う」という人もいるほど人気
京都も宇治も、日本人ならば誰でも知っている信頼あるブランドネームといえる。特に宇治のお茶は「宇治だから買う」という人もいるほどであり、勝手に宇治の名を使われる行為はブランドの信頼を損なう可能性があった。
・取り消しを受け付けないケースもある?
今回は中国国家知識産権局が商標を無効としてくれたから良かったものの、場合によっては、取り消しを受け付けないケースもあるかもしれない。不条理な商標が海外でされないよう、徹底して対策していく必要がありそうだ。
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もっと詳しく読む: 【話題】中国企業が勝手に商標登録した「京都宇治」が取り消し決定 / 完全無効に(バズプラス Buzz Plus) https://buzz-plus.com/article/2021/03/24/kyoto-uji-china-trademark-invalid/