自分さえよければ他人はどうでもいい、誰も見ていなければ何をしてもいい、そんな人間と同じ地球に住んでいると思うと嫌になってくるが、善意の人が悪人たちの尻ぬぐいをしなければならない実状に悲しみを覚える。
筑波山は茨城県つくば市にあり、日本を代表する山のひとつだ。美しい山として「西の富士、東の筑波」とも呼ばれているが、どちらもゴミ問題で悩ましい状態といえるかもしれない。犬が肉球をケガするほど筑波山にガラスの破片が散らばっており、危機感を感じる人がいるほど危険な状態にあるようだ。
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・筑波山が「ガラスの破片」だらけ
ケガをした犬の飼い主によると、犬はガラスの破片で肉球を傷つけ、歩行困難になってしまったという。そんなひどい経験から、ガラスを拾いつつ筑波山を登ったそうだ。すると、驚くことに信じられないほど大量のガラスが集まった。
・片道90分だけで大量のガラスを拾う
この記事の冒頭画像が、筑波山で拾ったガラスのゴミである。筑波山を登り、片道90分だけで集まったガラスとのこと。ガラスのゴミ集めを目的として徹底的に清掃活動をした場合、より多くのガラスのゴミが集まってもおかしくはない。
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・ゴミではなく凶器
登山をしつつビールやドリンクなどを飲みつつ瓶を割って捨てたのか、それともガラスのゴミを捨てる目的で筑波山に廃棄されたのか、どうしてガラスのゴミが多数散らばっているのかは不明である。ある意味、これらはゴミではなく凶器ともいえる。
・場合によっては重症にもなり得る
素足の犬が肉球をケガして歩行困難になるほど危険ということは、靴を貫通して人間の足に刺さってもおかしくないし、転倒した場合、頭や目や顔、身体にガラスが突き刺さってもおかしくはない。場合によっては重症にもなり得るだろう。子どもならばさらに危険度が高まると思われる。
・ガラスが無数に散乱している事は事実
筑波山は体に危険が及ぶ可能性のある山といえる。そんなことをいうと「大げさすぎる」「不安を煽ると登山者が減るだろ」と思う人もいるかもしれないが、現にガラスが犬に刺さって歩行困難となり、ガラスが無数に散乱している事は事実であり、それでも筑波山はキレイな山といえるのであれば、ゴミの山も美しい山といえるはずだ。
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もっと詳しく読む: 【悲報】筑波山が「ガラスの破片」だらけで犬が肉球をケガし歩行困難 / ガラス拾いながら登った結果(バズプラス Buzz Plus) https://buzz-plus.com/article/2021/11/27/mount-tsukuba-glass-waste/
ガラス写真: 登山者より