※写真)2021年度グッドデザイン大賞 遠隔勤務来店が可能な「分身ロボットカフェDAWN ver.β」と分身ロボットOriHime
・約50000件以上が受賞「グッドデザイン賞」
デザインを通じて生活文化を高める。そんな志をもとに、日本ではじめて設立されたデザインの評価・推奨の基準「グッドデザイン賞」。1957年に設立されて以来、現在まで約50000件以上の受賞デザインがあるといいます。
高いデザイン評価を得ているモノたち
私たちの日常生活においても、あらゆるモノに掲げられたグッドデザイン賞の名称やロゴマークを目にしているはず。建築物から文具、家電、ロボット、そしてデジタル的なプラットフォームやサービス、サーバーに至るまで、高いデザイン評価を得ているモノがたくさんあります。
洗練されたデザインが多数発表されるグッドデザイン賞
グッドデザイン賞は毎年募集と発表が行われており、今年も2022年度グッドデザイン賞として、2022年4月1日からデザインの募集が開始されています。2022年度の審査テーマは「交意と交響」で、人々が持つ「創造する意志」を積極的に交わらせ、そうした人々のアクションが互いに関係し影響し合うことで生み出されるデザインに注目していくとのこと。応募締め切りは2022年5月25日13:00で、2022年10月7日に受賞したデザインが発表される予定。受賞デザインは、公式ウェブサイトで紹介されるほか、グッドデザイン賞受賞展で展示予定。毎年、洗練されたデザインが多数発表されるグッドデザイン賞だけに、今年も期待しかありません。
グッドデザイン・ロングライフデザイン賞
また、注目したいのは「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」でしょう。グッドデザイン賞の公式サイトには「これから生まれるデザインの手本となりうる、時代を超えてスタンダードであり続ける商品・建築・コンテンツ・サービスなどを表彰します」との説明があります。
さらなるデザインの飛躍に期待
つまり、今この瞬間だけのデザインというだけではなく、末永く愛され続ける、生活に馴染んでゆく性質と可能性を持ったデザインに贈られる賞ということになるようです。それらのデザインにユニバーサルスタンダードの要素がくわわれば、さらなるデザインの飛躍が期待できますね。
私たち一般ユーザーもデザインを推薦できる
そしてこの「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」には楽しい試みがあります。ユーザー、つまり私たち一般人が、良いと感じたデザインを「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」に推薦できるという点。つまり、いま私たちの身の回りにある、すでに馴染んでいるデザインを推薦できるわけです。以下は、「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」に関するグッドデザイン賞の公式コメントです。
「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」について
「広く支持・信頼を得ている商品・建築・コンテンツ・サービスなどで、これまで10年以上継続的に提供され、今後も継続して提供されると想定できるもの。本年度は2012年以前より提供されている対象の応募と推薦が可能です」(引用ここまで)
生活に馴染み深く浸透しているデザイン
ユーザーによる「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」の推薦受付期間は2022年4月30日まで。新しいモノでなくとも、私たちの生活に馴染み、深く浸透しているデザイン。どんなモノが推薦され、そして受賞するのか、いまから発表が楽しみですね。
もっと詳しく読む: 【話題】2022年度「グッドデザイン賞」応募受け付け開始! 時代を超えるデザインに期待(バズプラス Buzz Plus) https://buzz-plus.com/article/2022/04/15/2022-g-mark-good-design-award/