日清食品のチキンラーメンは世界で最も歴史の長いインスタントラーメンとして知られている。昔から変わらないシンプルな味で根強いファンの多い商品だ。日清の安藤百福が開発した、世界に多大な影響を与え続けているチキンラーメン。
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・チキンラーメンの知られざる秘密
普段から当たり前のように食べているチキンラーメンだが、長い歴史の中には誰もが知らないようなエピソードがいくつも存在する。今回は7つの知られざる秘密を紹介しよう。
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1. かつては2分で食べることができた
チキンラーメンは麺を丼などに入れ、熱湯をかけてフタをして3分待てば食べることができるが、発売当初は3分ではなく2分がデフォルトとなっていた。もちろん現在も2分待てば芯こそ残るものの食べられる状態になるが、推奨されている調理時間は3分である。
2. 天ぷらをヒントに開発された
チキンラーメンは世界で初めて開発されたインスタントラーメンであり、麺を油で揚げるという発想も斬新なものであった。開発者の安藤百福は天ぷらの調理工程を見て、麺を油の熱で乾燥させることを思いついたのである。
3. 発売当初は麺が四角だった
チキンラーメンは麺が円形に固められ、中央に卵を落とす用のくぼみが用意されているが、発売当初の麺は円形ではなく四角形であった。自動包装機導入された後から円形に変更されている。
4. 縮れている麺は割れにくくする工夫
チキンラーメンの麺は他のインスタントラーメンよりも複雑に絡んだ状態で縮れている。これは衝撃によって麺が割れにくくするための工夫であり、いつでも美味しいチキンラーメンを食べるための知恵なのである。
https://youtu.be/CSUvJTvA9FY
5. 姉妹品として「チキン蕎麦」が販売されていた
チキンラーメンにはかつてたくさんの姉妹品があった。その中でも特にインパクトが強かったのは「千金蕎麦(チキン蕎麦)」である。麺が蕎麦になっているのだが、麺を冷やさなければならないのと、乾燥蕎麦麺を調理するのと大して手間が変わらなかったことなどから、早い段階で姿を消してしまった。
6. 栄養食品として認められていた
1958年に発売開始となったチキンラーメンだが、1960年にはパッケージに厚生省の「特殊栄養食品」というマークがつけられた。インスタントラーメンは体に悪いと考える風潮があるが、チキンラーメンは立派な栄養食品なのである。
7. 実は世界初のインスタントラーメンではない?
チキンラーメンは世界で最も歴史の長いインスタントラーメンであることは間違いないが、世界初のインスタントラーメンかというとグレーである。実はチキンラーメンが発売される3年前に、現在の「おやつカンパニー」である松田産業が味付中華麺の発明と商品化を行っている。
ただし、残念ながらあまりにも売れずにすぐ発売休止となり、アレンジしてベビースターラーメンとなって大ヒット商品となったが、このベビースターラーメンの前身となった商品を世界初のインスタントラーメンとする説もあるのだ。
・時々無性に食べたくなる味
60年に渡ってずっと大きく味が変わらないチキンラーメンは、食べるたびに懐かしさを感じることができる唯一無二のインスタントラーメンである。
そのままシンプルに卵をのせて食べるのもいいが、さまざまなアレンジがインターネット上で話題となっており、オリジナリティあふれる調理ができるのも魅力。お湯を注がずにそのまま食べても美味しいぞ。
https://youtu.be/qQxDW8ZtkiY
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