2023年7月20日(木)から8月20日(日)の期間、オーストラリアとニュージーランドで「FIFA女子W杯2023」が開催され、その出場する日本代表選手23名が発表された。優勝を果たした2011年大会以来の再度の栄冠を目指すなでしこジャパンが、今大会に参戦する。
FIFA女子ワールドカップ・オーストラリア&ニュージーランド2023
今回の大会では、全32カ国がオーストラリアとニュージーランドの9都市、10会場にて繰り広げられる64試合にて最高のタイトルを争う。オーストラリア政府観光局は日本語版公式サイトにて特設ページ「FIFA女子ワールドカップ・オーストラリア&ニュージーランド2023」を立ち上げ、オーストラリアでのエキサイティングなスポーツ体験を高める情報を提供している。
100年以上のスポーツの歴史を持つオーストラリア
1991年に創設され、今回が9回目の開催となるこの大会は、過去最大規模のものとなる。オーストラリア側の開催都市はアデレード、ブリスベン、メルボルン、パース、シドニーの5都市となる。100年以上のスポーツの歴史を持つオーストラリアでは、多数の女子プロサッカーチームも存在し、スポーツ愛好家に溢れるこの国での大会は、非常に注目されるイベントである。
「黄金の10年」の始まり
この「FIFA女子W杯2023」は、次の10年間にオーストラリアで行われる大型スポーツイベントの幕開けとなり、2032年のブリスベンオリンピック・パラリンピックまで、世界的なスポーツイベントが立て続けに開催される「黄金の10年」の始まりとなる。
W杯が開催されるたびに国民が一体となる
スポーツ大国として名高いオーストラリアでは、2022年のオーストラリア・スポーツ・コミッションの調査によれば、15歳以上のオーストラリア人の約半数が毎週何らかのスポーツを楽しんでいる。サッカーは英国やブラジルと同様にオーストラリアの国民にとって生活の一部となっており、W杯が開催されるたびに国民が一体となる。初の開催となる「FIFA女子W杯2023」も、間違いなく注目の大会となるであろう。
Written: Johnny Mnemonic