任天堂が公式サイトに『第84期 定時株主総会 質疑応答』を掲載し、興味深い情報が複数書かれていることから、大きな注目を集めています。
品薄で転売屋に買い占められる流れは避けたい
特にインターネット上で話題となっているのが、転売対策です。任天堂はニンテンドースイッチの後継機となるゲーム機の存在を明かしていますが、今までのゲーム機と同様に、品薄で転売屋に買い占められ、本当に欲しい人の手に適正価格で渡らないというケースになるのであれば、それは何も進歩していないことを意味します。
品薄の解消と転売対策がされていると思われる
そんな転売屋の存在と対策について、任天堂が公式に「」と発言。おそらくですが、後継機となるニンテンドースイッチ2(仮)では、品薄の解消と転売対策がされていると思われます。
【質問】
「Nintendo Switch の後継機種の転売対策について聞きたい。昨年の株主総会で、ハードウェアの生産量を十分に確保することによって転売対策を行うと話していたが、対策は進んでいるのか」
【回答】
「転売への対策として、お客様の需要を満たせる数をしっかりと生産することが最重要だと考えており、昨年からこの考えは変わりません。それ以外にも、各地域の事情を踏まえて、法令の許す範囲で何らかの対策ができないか検討を進めています。
なお、昨年や一昨年において、半導体部品の不足のために十分な数量の Nintendo Switch のハードウェア生産ができないことがございましたが、現在はそうした状況は解消されています。後継機種においても、現時点では部材の不足等が生産に大きな影響を与えるとは考えていません」
転売を打破する対策が求められている
任天堂は「法令の許す範囲で何らかの対策ができないか検討を進めています」と話しています。これはかなり期待できそうです。単なる金儲けのために存在する転売屋。それを打破する対策が求められています。