大阪名物といえばたこ焼き、お好み焼き、かしみん焼き、肉すい、などなどいろいろありますが、うなぎバターなるものも一部で名物らしい? ということで食べに行ってみた。
うなぎバターという名の寿司
うなぎバター、うなぎパイみたいなお菓子と思いきや、どうやら寿司らしい。うなぎバターという名の寿司らしい。「じねん」(大阪府大阪市中央区東心斎橋1-8-26)という店の局所的な名物らしい。つまり大阪名物ではないかもしれない。
うなぎバター1皿2貫で税込550円
メニューを見てみると、確かにあった、うなぎバター。1皿2貫で税込550円。うなぎの寿司ということを考えれば、けっこうお得かもしれない? ということで2皿をオーダー。
野菜寿司もガッツリとオーダー
さらに野菜系の寿司がメニューに豊富だったので、ほかの野菜寿司をガッツリとオーダー。芽ねぎの寿司、パクチーの寿司、セロリの寿司、山芋の寿司、ニラの寿司、エリンギの寿司などなど。目の前にやってきた野菜寿司、どれもおいしそう!!
野菜寿司を食べる。最初から味付けされているものが多く、ほぼ醤油ナシで食べ進めた。シャキシャキした食感は寿司として珍しい。なんだかヘルシーな気持ちになってくる。
うなぎの上に細切りにされたバター
そしてついにやってきた、うなぎバター! うなぎの上に細切りにされたバターが乗っていて、海苔で固定されている。うなぎバター、本当にうなぎとバターだった!
うなぎとバターの油と脂が合流
なにより驚いたのが、油と脂の量! うなぎとバター、双方の油と脂が合流して皿に流れ出ている。うなぎを焼いた熱の影響か、どんどんバターが解けて液体化していく! どうやらこれ、出されたらとろける前に、すぐ食べるのが正解っぽい。
食べてみる。……おお! うなぎバターの寿司、確かにうなぎとバターの味だ! うなぎはイイ感じの質。ウナギにバターが染み込んで、うなぎの油量を補完しているのかもしれない。
なかなか面白い寿司だった!
バター自体が芳醇な香りを放ち、焼かれたウナギの香ばしさをグンとパワーアップさせている。これはアリかもしれない。ただし、けっこうオイリーなので、油っこいものが苦手な人は、とりあえず1皿だけオーダーして食べられるかどうか試すとよいかもしれない。
うなぎバター、なかなか面白い寿司だった!「新しい」を知れるグルメって楽しいね。