薬膳をテーマとしたペットボトルドリンク、もしかすると初かもしれない? サントリーが新たに発売したペットボトル薬膳ドリンク「薬膳好日」が実に興味深い。ソフトドリンクでありながら、薬膳要素があり、さらにおいしさを追求。薬膳のイメージから「おいしさ」はイメージしにくいが、実際に飲んでみると実においしい。かなりおいしい。
開発者「手軽に薬膳素材を取り入れて」
サントリー食品インターナショナル株式会社のブランドマーケティング部・矢野瑤子さんは「手軽に薬膳素材を取り入れて、心も体も整えて、良い一日にしてほしい。そういった願いを込めたブランド」と語る。
確かに、薬膳を日常的に取り入れることは、いまの日本において難しいかもしれない。できたとしても、多くの人たちが気軽に、手軽に取り入れるにはハードルが高いように思う。そんな日常に誕生したのが「薬膳好日」。ではこのドリンク、どのような思いから生まれたのか?
<矢野さんのコメント>
「昔はオンとオフの差というのが非常にはっきりしていたのですが、今は男女関係なく、仕事も育児も家事もするとか、働きやすくなってきたことによって、オフの日も仕事をしてしまうとか、そういったことが起きている。365日、なにかしらで忙しい」
「薬膳を食べに行ってみたい気持ちもあるけれども、何を選んだらいいか分からなくてためらってしまう。そういった声をたくさん聞きました。そこで私たちが提案するのは、誰でも手軽にペットボトルで楽しむことができるゆる薬膳です」
「薬膳好日」には3つの重要ポイントがある
薬膳が含まれたソフトドリンクをペットボトルで、しかもコンビニやスーパーなどの街のどこにでもある店で買うことができれば、日常的に薬膳を取り入れることが可能になる。この「薬膳好日」には3つの重要ポイントがあると矢野さんは語る。
<1. おいしさ>
「おいしいこと。薬膳というと、健康が先で美味しさは二の次というイメージを持たれる方が多いんですが、また、薬っぽいとか、飲みにくいと思われるイメージを持たれる方もいらっしゃいます。そういった方にも、それを裏切るような美味しさで提供をしていきたいと思います」
<2. 手軽さ>
「ペットボトルでご提供することで、シーンを問わず、いつでもどこでもお一人でも楽しめる、そういった手軽さ」
<3. 本格的である>
「おいしくて手軽であるのに、本格的であること。薬膳の理論にしっかり則ったものをご提供しますので、皆さんに難しいルールを覚えていただく必要はありません」
石井里奈さん「会社の下のコンビニ行ったら薬膳が取り入れられる」
今回の「薬膳好日」発表会にゲストとして登壇したインフルエンサーの石井里奈さんは「会社の下のコンビニ行ったら薬膳が取り入れられるっていうのが本当にすごく嬉しくて、ちょっと体が冷えたとか、自分の体調管理とか、自分だけで何かできるかなと思って取り入れたいと思います」と語る。
手軽に薬膳を取り入れられる点は大きな魅力といえるし、革命的な存在といえるかもしれない。