大分県の「瀬の本温泉」界 阿蘇! 山吹色でまろやかなジャージー牛乳の加工場見学開催!

瀬の本温泉にある「界 阿蘇」は、2023年10月11日から12月13日まで、「山吹色でまろやか、ジャージー牛乳の加工場見学」を開催することを発表した。阿蘇の起伏に富む大地で育てられるジャージー牛は、国内の飼育数が限られている種である。

新鮮な牛乳を試飲することも可能

このイベントでは、非公開の加工場「山のいぶき」を訪問し、ジャージー牛の乳の生産過程を直接見ることができる。ジャージー牛の乳は、一般的なホルスタイン種の牛乳に比べて赤みがかった山吹色で、そのまろやかな甘みが特徴である。

見学者は生産者から乳の生産に対する独自のこだわりを聞くことができ、更に特別にその日に採れたばかりの新鮮な牛乳を試飲することも可能だ。

地域に伝わる希少な技術

ときに「手業のひととき」を御存じだろうか?「界」が提供する地域の文化を体験するプログラムである。地元の職人や作家、生産者と出会い、その地域に伝わる希少な技術を間近で見ることができる。

ブランド発足以来、「その地域、その季節ならではのおもてなし」を提供し、地域の文化や手仕事を教わり、地域に深い愛着を感じるという体験を通じて、「手業のひととき」を2021年より開催してきた。「界」全体でこれまでに700名を超える利用があったという。

ジャージー牛乳を知ろう

ジャージー牛乳は、イギリス海峡にあるジャージー島原産のジャージー牛から絞った牛乳のことを指す。日本国内で飼育される乳牛の0.6%、約1万頭のみがジャージー牛で、その急峻な阿蘇の大地でも飼育が可能であるため、昭和32年頃から熊本県小国地区で飼育が始まった。

体が小さいため産乳量は少ないが、乳脂肪分、タンパク質、ビタミン、カルシウムなどのミネラルが豊富で、味わいは濃厚でクリーミーであり、極めて美味だ。興味を持ったならばチェックしてみるといいかもしれない。


Written: Johnny Mnemonic

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