環境によって誰にでも起こりうる症状、それが熱中症。特に夏などの暑い時期はその危険性が高まると言われています。暑さ対策をした服装をする、身体を冷やす、水を飲む、アイスを食べる、さまざまな熱中症にならないための方法がありますが、皆さんは隠れ熱中症という言葉をご存じでしょうか。
・隠れ熱中症って何のこと?
隠れ熱中症、あまり耳にしない言葉ですよね。隠れ熱中症とは、熱中症になっている自覚はないけれど、暑さによって吐き気、めまい、ふらつきなど、熱中症のような症状が出た経験を意味する言葉です。いま思えば「あれは熱中症だったのかも」と思い当たること、ありませんか?
・子どもの約65%が隠れ熱中症を経験済みか
アクエリアスを水分補給として活用している人も多いと思いますが、その販売元である日本コカ・コーラが隠れ熱中症に関する調査を実施。すると、子どもの約65%が隠れ熱中症ともいえる症状を経験したことがあると判明。高齢者に至っては約76%が経験しているという結果に。半数以上の多くの人が隠れ熱中症と思える症状を経験していたとは驚きです。
・本来必要な量に満たない水分
また、調査によって子どもも高齢者も日常的に飲んでいる水分の量が足りていないことも判明したようです。飲み水から得られる水分量は1日2リットルが目安といわれているのに対し、子どもは平均1433.0ml(達成率71.7%)、高齢者はは1776.5ml(達成率88.8%)だったとのこと。どちらも2リットルに満たない水分量です。
・水分補給に対し「飲みたいと思わないので」
1日に必要とされる水分量を飲めない理由を調査したところ「飲みたいと思わないので」と答えた人が47.6%もいたことがわかっています。隠れ熱中症になる人が多くいてもおかしくないと感じてしまうパーセンテージの高さです。
・適切な1日の水分量を知らない
そもそも、1日に必要な水分量を知っている人は多いとは言えない状況のようで、子どもは69.4%、高齢者は44.2%が適切な1日の水分量を知らないと返答。ただ単に「喉が渇いたら飲む」という感覚で水分補給をしている人は多そうですね。喉が渇かなくとも1日に必要な水分量はクリアしておきたいところですが……。
・ミネラル補給もかねて水分補給
そのような状況を踏まえると、ただでさえ足りなくなりがちな水分。水道水、ミネラルウォーター、コーヒー、お茶、ソフトドリンク、いろいろと日常的に飲む水分はありますが、汗をかくことによりナトリウムやカリウムが失われるため、それらのミネラル補給もかねて、日頃の水分補給にスポーツドリンクを含めるのもひとつの熱中症対策と言えるかもしれません。
「アクエリアス熱中症対策ボトル」今回の熱中症対策啓発のため、1時間ごとの水分量摂取の目安となる目盛がついたボトルです。※非売品
・医師による熱中症対策と適切な水分補給
今回発表された日本コカ・コーラの調査結果には、ふじみの救急病院院長の鹿野晃先生による「熱中症対策と適切な水分補給」が掲載されていました。鹿野先生によると、マスクをしているときは普段より口の渇きを感じにくいそうです。
自分の周囲の人たちと少なくとも2メートル以上の距離をとりつつ、マスクを外して休憩するとよいとのこと。たとえ喉が渇いていなかったとしても、こまめに水分補給をすることを心がけると良いそうです。ペットボトルを持ち歩いたり、自販機やコンビニを見かけたら思い出して水分補給をするのもアリかもしれませんね。
もっと詳しく読む: 【話題】アクエリアスの日本コカ・コーラが「隠れ熱中症」を調査した結果 / 子ども65%! 高齢者76%が経験(バズプラス Buzz Plus) https://buzz-plus.com/article/2021/06/28/hydration-is-important/
※画像はプレスリリース等より引用