【最強】ヤクルトレディが実はすごいビジネスだった / 4万人が1日2500万本を配布

声をかけながら配るホスピタリティ


yakult

知人が編集担当ということもあり、評論家・宇野常寛氏が編著した『ものづくり2.0 メイカーズムーブメントの日本的展開』(角川書店)を読んでいるのだが、川口盛之助氏が紹介しているヤクルトレディの話が興味深かった。

・ホスピタリティは簡単にコピーできない
昭和のビジネスという印象だったが、現在、世界には4万人のヤクルトレディがいて、1日約2500万本の商品を配布しているそうだ。ブラジルやインドネシアでも、しっかり地域に根付いているらしい。

・お婆ちゃん元気?
商品だけならすぐにコピーされてしまうが、「お婆ちゃん、元気?」と声をかけながら配るホスピタリティとセットになると、なかなかコピーできないし、廃れることもない模様。その気になれば、他のものを追加で売ることも可能だろう。

・猛追を始めたDANONE
ただ、ここにきて、ヨーグルトでおなじみのDANONEが、ダノンレディという類似サービスを開始。独占状態が崩れつつあるとのこと。あのグラミン銀行と組んでブランド化しているらしく、特に途上国では強そうな印象である。

ダノンレディが自宅に営業に来る日も、そう遠くないかもしれない。

https://youtu.be/HZuEg7ZQFzE

執筆: 鈴木収春(不明研究室) http://fumeiya.net/

もっと詳しく読む: バズプラスニュース Buzz+ https://buzz-plus.com/article/2015/08/23/yakult/

鈴木収春

クラウドブックス株式会社代表取締役。自由大学「伝わる文章学」「出版道場」教授。東京作家大学講師。講談社客員編集者を経て、出版エージェントに。ドミニック・ローホー『シンプルリスト』、タニタ&細川モモ『タニタとつくる美人の習慣』、劔樹人『高校生のブルース』、高畑宗明『腸内酵素力で、ボケもがんも寄りつかない』などを担当。