コロナのパンデミックが起きる前、イギリス・バーミンガムとコベントリー出身の、ケビン、アレックス、ジェイミー、コナーの4人は、ある週末に早い時間から飲み始めた。
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・差別的なからかいが寄せられる
“Yeah he might have been a bit racist, but defacing a Winston Churchill statue is just too far mate.” pic.twitter.com/Yl0jBWaFNK
— Harrison Brocklehurst (@harrisonjbrock) June 9, 2020
最初、コナーが4人並んだ写真を彼のインスタグラムにアップした。ただガタイがよく、タトゥーをしているどこにでもあるようなこの写真に対し、特に「スキニージーンズを履いている」というだけで、「ダサい」「ピチピチすぎる」「なんでいまこんなものを履く?」といった差別的、否定的なコメントが寄せられることに。
・みな見た目だけで判断する
「当初は、スキニージンズをあざけるだけだったし、その反応を面白がっていたよ。でもだんだんと悲しくなってきた。何を着ているかというだけで、気にしないようにしていたけど、コメントはどんどん個人的なものになってきたからね」
・騒ぎはおさまった
多くの注目を集めたものの、一時的な波はとおりすぎ、時間と共に騒ぎは消えていった。「誰もが私たち全員どこにでもいる若者だと思っていたよ。スキニージーンズを履く以外に特筆すべきことはなかったしね」
・船乗りの労働歌を歌うTikTokへと変身
Sea shanty tiktok is WILD pic.twitter.com/rjY1iXFQkA
— Kristian (@vonstrenginho) January 14, 2021
するとしばらくして、ある人物がこの画像をSea Shanty(伝統的な船乗りの労働歌)を歌う4人として加工し、TicTokにアップする。するやいなや、4人の人物の憶測とともに動画は大人気に。
「スゲー笑ったよ。本当に俺たちが歌っているかのように加工してる。俺たちはこれを受け入れる以外に何もできないし、いままでの否定的な意見は肯定的なものに変わっていったよ!」
「でもみんな、画面の向こう側にいる人たちを忘れている。私たちは実在する人物で、影響があるってことを。コメントさえも読まない段階に来ている。見た目だけで判断し嘲笑する人たちのことを本当に残念に思うよ」
・タトゥービジネス促進のきっかけに
コナーは、この一連の流れを彼の新しいタトゥービジネスのプロモーションに使えるのでは?と思いつく。
「いまタトゥーショップを開店しようとしている真っ最中。このことが僕の取り組んでいることに使える前向きなチャンスだと思っている」
・TikTokのミームが人生の転機に
ネットにアップされることで、一定数いる誹謗中傷やからかいをしてくる人々を逆手に取り、自らの「潮の流れ」を読み、風向きを変えた彼ら。相変わらずスキニージーンズは履きつづけているという。
もっと詳しく読む: ○○記事タイトル○○(バズプラス Buzz Plus) https://buzz-plus.com/article/2021/02/08/skinnyjeands-lads-news/
参照: BBC