シュワッとした優しい刺激が美味しいスパークリング清酒「澪」(みお)。日本では小売店だけでなく飲食店でも人気の清酒として愛されていますが、その人気は海外でも同じ。高い評価を得ており、北米、アジア、ヨーロッパなど39カ国で愛飲されており、総輸出量は約10年前と比べて約7倍に伸びているそうです。
・サロン・デュ・ショコラで大絶賛の「澪」
そんな人気の「澪」ですが、世界最大のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」(2022年10月28日~11月1日)でも大絶賛。チョコレートとのマリアージュが高く評価されました。あらゆるフードとマッチする「澪」ですが、今回はパリにチョコレート専門店「Les 3 Chocolats」(レ・トロワ・ショコラ)を構えるショコラティエ・佐野恵美子とのマリアージュを考案。より洗練された「澪」とのマリアージュがふるまわれました。
・チョコレートととても良いコンビネーション
レストランガイド「ゴ・エ・ミヨ」のジャーナリストであるAnneとCharlotteは「両者を味わったときに生まれるマリアージュとしての、味わいや香りのバランスが素晴らしい」と絶賛。
フードプランナーのFrédérick Adidaさんは「澪はアロマティックであり、チョコレートととても良いコンビネーションをもたらしてくれる。こうした酒はパーティなどに最適だと思う」とコメントし、多くの人たちが「澪」とチョコレートのマリアージュに高い評価を与えました。また、このマリアージュを考案した佐野さんは以下のように「澪」を高評価しています。
<佐野さんの「澪」に対するコメント>
「澪はとても女性的で、フルーティー、非常に上品と感じたのが第一印象。日本酒のスパークリングというものを飲んだことがなかったので、初めて飲んだ時に感動したのを覚えている。シャンパンの代わりに頂くのもすてきだと思った」
・ショコラティエになるため25歳で渡仏の佐野さん
来場者の味覚に愛される「澪」とチョコレートのマリアージュを考案した佐野さんですが、実はパリにおいてチョコレート専門店を構えた初の日本人女性。
彼女は福岡市博多区の「チョコレートショップ」の三代目として生まれ、その後、企業に就職したものの、ショコラティエになるため25歳でフランスに渡り、2017年に「レ・トロワ・ショコラ」をオープン。2019年には世界のショコラティエベスト100のうち31人に贈られるチョコレート愛好家クラブの賞「ベスト・オブ・ザ・ベスト」を受賞しました。
・海外でも売れ行き好調
日本のみならず、海外にも挑み、そして高い評価を得ているという点において、佐野さんと「澪」には共通点があるといえます。
2011年に誕生した「澪」はスパークリング清酒という新たな日本酒の価値を生み、老若男女に愛される存在に。さらに日本での展開とあわせて海外でもグローバルブランドとして展開し、なかでもフランス、イギリス、北米で高い評価を得て、売れ行き好調とのこと。
・最初から最後まで通して楽しんでいただける
パリにおいて「澪」の存在感は強い。スパークリングワインやシャンパンの代わりとして飲めるだけでなく、フルーティーで低アルコールな点も愛されているポイントのひとつのようです。
パリ10区のレストラン「ト・レストラン」(TO_restaurant)でも「澪」がメニューにあり、シェフの守屋壮大さんは「澪は、和の隠し味と相性がいいため、アペリティフや前菜、デザートだけでなく、コースの最初から最後まで通して楽しんでいただける」と語ります。まさにオールマイティなお酒。
・店としても欠かせない商品
パリでは飲食店だけでなく小売店でも絶大な支持を得ているようです。フランス人客が多いアジア食材を取り扱うスーパーマーケット「ケーマート」(K-MART)に行くと、「澪」が陳列されていることがわかります。
「ケーマート」サンタンヌ店の責任者ナオ・ドームさんは「澪」に対して「米の味わいを知らない人々にも親しみやすい味わいで、スパークリングで飲みやすく、日本酒への扉を開いてくれるような存在なので、店としても欠かせない商品」と語り、売れ筋商品であることがわかります。
・今後も国内外で存在感を高めていくのでは
日本で愛されるだけでなく、海外でも高い評価を得ている「澪」。グローバルブランドとして確立した存在ともいえますが、今後も国内外で存在感を高めていくのではないでしょうか。今後の展開に期待です。
もっと詳しく読む: スパークリング清酒「澪」がフランス・パリでも絶賛 / サロン・デュ・ショコラでチョコとマリアージュ(バズプラス Buzz Plus) https://buzz-plus.com/article/2022/11/18/mio-salonduchocolat-news/