トマト、ナス、タケノコ、モロヘイヤ、ジャガイモ、銀杏、それらに共通することといえば「野菜である」ということ。しかしながら、他にも共通点がある。そう、その野菜にはすべて毒があり、場合によっては食べると死亡することもある。
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・日常的に購入する野菜も注意が必要
スーパーマーケットや八百屋で販売されている野菜だとしても、摂取量や「誤って毒性のある部分が含まれている等」の問題で毒に侵されることがあり、注意が必要だ、以下は、野菜に含まれている毒性成分の一覧である。
・野菜に含まれている毒性成分一覧
トマト: トマチン(アルカロイド配糖体)が茎や葉に存在し、果実にも微量ながら存在する。腹痛を発生させることがあるが、常識的な量の摂取では死亡に至らないとされている。
ナス: ソラニン(ステロイドアルカロイド)は神経に影響を与える毒素で、実部分以外に存在し、大量摂取で昏睡状態となり死亡することもある。ナスは実以外は食べてはならない。
タケノコ: タキシフィリン(青酸配糖体)が呼吸困難やめまい等の症状を引き起こすが、30~40分ほど加熱することで無毒化できる。よってタケノコは生のまま食べてはならない。
モロヘイヤ: ストロファンチジンが種子、茎、鞘(さや)に存在し、食べると死亡することもある恐ろしい毒素。しかし可食部には毒素がないので安心とされている。
ジャガイモ: ソラニン(ステロイドアルカロイド)は神経に影響を与える毒素で、芽や「緑がかった皮」に含まれており、大量摂取で昏睡状態となり死亡することもある。
銀杏: ギンコトキシン(4′-O-メチルピリドキシン)と呼ばれる神経毒が含まれており、多く食べるとビタミンB6欠乏症や痙攣、意識障害などが発生することがある。
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・最悪のパターンにならないように
可食部を普通の量だけ食べていれば特に問題ないが、いちばん恐ろしいのが「販売されている野菜に誤って毒性のある部分が含まれている」というパターンや、家庭菜園で自分で作った野菜を食べるというパターン。
・慎重に調理していきたい
ある程度の知識があれば、そんなリスクを回避することが可能かもしれないので「野菜ならどう食べても大丈夫」とは思わずに、慎重に調理していきたいものだ。上記の野菜以外にも、危険な野菜は存在するので、注意が必要かもしれない。
意外に知らない毒がある野菜?♀️
特に小さな子どもには気をつけましょう黄色くなったズッキーニ?(黄色でなくてもエグ味あれば注意)
黄色くなったゴーヤ
加熱不十分なインゲン(生サラダは?
皮が緑がかったジャガイモ?(緑でなくても未熟なものやエグ味あれば注意、芽は毒)
モロヘイヤの種?
— こどもの安全 危険な行動、場所、習慣について (@kodomokikikanri) September 2, 2022
もっと詳しく読む: 知らないとヤバイ毒がある野菜リスト / トマトやナスやタケノコにも毒があった「食べると死ぬこともある」(バズプラス Buzz Plus) https://buzz-plus.com/article/2022/09/05/yasai-doku-poison-news/