NASA(アメリカ航空宇宙局)が公式YouTubeチャンネルに公開した、木星の第二衛星エウロパの動画が話題となっている。エウロパは凍てついた世界で、一見、生物が棲むには適さないようにも思えるが、表面は凍結しているが、内部には広大な海が広がっているという。
エウロパの地殻の下深くには巨大な液体の水の海が存在する
NASAは今まで「海があると予測されている」と表現するに留まっていたが、現時点で「エウロパの地殻の下深くには巨大な液体の水の海が存在する」と断定的な表現をしている。
エウロパにはハビタブルゾーンがあるのか？
また、2024年10月に地球からエウロパに向けて打ち上げが予定されているエウロパ・クリッパーについても言及。エウロパの地表下に生命が発生可能な場所(ハビタブルゾーン)があるかどうかを特定すること目標としているという。
エウロパの地下の海には、地球の魚介類のような生物が棲んでいるのだろうか？ 今後のエウロパ・クリッパーの探査結果に注目が集まっている。
Photo image quote: NASA
