AIと会話でアプリが完成!?「バイブコーディング」で企業のIT開発が激変する理由

大手総合リース会社、三井住友ファイナンス&リース(SMFL)が、バイブコーディングを用いた新サービスを発表!

”ことばで伝える”だけで、アプリやウェブサイトを形にできる「バイブコーディング」。そんな新技術を用いたAIプラットフォームで知られるシリコンバレーの注目企業「Replit(リプリット)」と、三井住友ファイナンス&リースが手を組み、「企業向けパーソナライズ型 SaaS」が発表されました!

ここではそんな新サービスについて、なるべく分かりやすく、そしてサクッと解説。これを読むと、これからの仕事やシステムの作り方がどう変わるのかがバッチリ分かると思います。

AIと会話するだけでアプリができる!?噂の「バイブコーディング」

バイブコーディングとは、自然言語(普段使っていることば)だけでアプリやウェブサイトを形にできるというもの。AIに”ことば”で指示を出し、対話しながらアプリケーションを作り上げていくという開発手法です。

これまでのシステム開発といえば、プログラマーにお願いするのが当たり前。でも、Replit社が提供する環境を使えば、「こんな画面にしたい」「こんな管理ボタンがほしい」と自然言語でAIに伝えながら、AIにコードを生成させ、アプリケーションを構築できるというわけです。

これまでのように詳細な仕様書を最初から作り込まなくても、AIとの対話を通じて開発を進められる。現場で働く人が「こういうのが欲しかった!」と思ったアイデアを、これまでよりずっと手軽に形にできる時代がやってきたといえるでしょう!

なぜリース会社がAI開発?「自分たちの困りごと」から生まれたサービス

しかし「なんでリース会社がITサービスを?」と思う方もいるかもしれません。実は、三井住友ファイナンス&リース社は営業資産約9兆円を誇る、工場設備からパソコン、航空機まで、さまざまな”モノ”を企業に提供・管理する大企業。その中で、自分たちが直面した「大量の資産管理の難しさ」を解決するために、自前で「assetforce(アセットフォース)」というクラウドシステムを作り上げてきた歴史があるそうです。

※ assetforceは2021年に外部企業への提供を開始、現在では200社を超える企業と有償契約を結んでいて、400万点以上の資産データを管理するサービスに成長しているとのこと。

現場の困りごとを自分たちの手でデジタル解決する、「自社で使い倒して磨き上げる」文化があったからこそ、Replit社の技術と組み合わせて、assetforceを利用する企業ごとにピッタリ合わせたシステムを、いや爆速で作る仕組みを生み出すことができたようです。

衝撃のスピード!「6人・半年」の仕事が「1人・1週間」に激減!?

今回の発表で驚いたのは、開発スピードの劇的な変化。これまで企業の個別ニーズに合わせてシステムをカスタマイズしようとすると、従来手法なら6人・約半年を要すると想定された案件を、今回の仕組みでは1人・1週間で実現した事例が紹介されています。もちろん、実際の開発期間は対象業務や要件などによって異なるでしょう。

企業で使う以上はセキュリティや信頼性も重要。そのため、AIに任せっぱなしにするのではなく、(少し専門的ですが)AIへの指示の出し方を制御したり、エンジニアが性能やセキュリティなどの要件を確定したり、ソースコード生成後に独自の検証を行ったりする仕組みを取り入れているとのこと。……これは抜かりない。

これからの仕事は「業務を知る人」が主役になる

これまでは「システムを変えたいけどIT部門に頼むと時間がかかるから……」と諦めていた場面があったかと思います。しかし、現場の業務を一番よく知っている人が、AIやエンジニアと協力しながら理想のツールを作る時代かもしれません。

「ITの専門知識」よりも「現場の課題をどう解決したいかというアイデア」が重要になる未来。今回の三井住友ファイナンス&リースとReplitの取り組みは、まさに働き方の大きな変革の第一歩と言えるかも。

一般的なSaaSでは対応しにくかった、企業ごとの細かな要望に応えられるようになるという点は、このサービスの大きなポイントかもしれません!

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