焼いても美味しい、煮ても美味しい、ご飯と一緒に炊いても美味しい、どんな料理にも美味しく使用できる野菜のタケノコには、実は恐ろしい毒が含まれています。それを知らずに食べると、場合に四手は呼吸困難を引き起こします。
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・摂取することによって中毒症状
タケノコに含まれている毒素は「タキシフィリン」(青酸配糖体)とよばていれています。30~40分ほど加熱することでその毒性が消えるといわれていますが、タケノコが非加熱だったり、過熱が不十分な場合、摂取することによって中毒症状が現れます。
・「ちょっと加熱しすぎかな?」と思えるくらい加熱
基本的にタケノコを調理する際はアク抜きをしますから、その過程でタキシフィリンが分解され無毒化するので、しっかりと調理していれば悪影響は出にくいといわれています。ただし加熱が甘いとタキシフィリンが分解されず残ることも証明されていますので、ほぼ完全に無毒化するには「ちょっと加熱しすぎかな?」と思えるくらい加熱するべきでしょう。
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・徹底的に加熱しすぎて風味を損ねては本末転倒
一般的には約100度の状態で30~40分似れば良いともいわれていますが、徹底的に加熱しすぎて風味を損ねては本末転倒なので、「沸騰したまま30分は加熱し続ける」(目安)と考えれば良いかもしれません。タケノコの皮の枚数や大きさによっても加熱時間に変化が出ますので、調整して調理しましょう。
・しっかり無毒化してから食べよう
では、もしタキシフィリンの毒に侵されてしまった場合、どんな症状が出るのでしょうか。症状が現れるほどタキシフィリンを摂取すると、めまいがして、最悪の場合は呼吸困難に陥るとされています。毒に侵されないように、タケノコはしっかり無毒化してから食べましょう。
ちなみに、モロヘイヤは食べると死亡する部分があり、多くの人たちが驚きを隠せずにいる。皆さんも食べる際は注意してもらいたい。
※記事更新2023年3月4日