株式会社サンリオが主催する「2023年サンリオキャラクター大賞」の最終結果が発表された。今年で38回目となるこのイベントでは、総得票数が昨年比約168%の4,448万7,850票となり、史上最多の得票数となった。
「ポチャッコ」が5連覇
今年の優勝者は、昨年に引き続き「シナモロール」で、4年連続での栄冠を獲得した。初日速報から中間発表に至るまで、一貫して首位を保ち続けたシナモロールは、唯一400万票を超える票数を集め、歴代3キャラクター目となる4連覇を達成した。「ポチャッコ」が5連覇(91-95年)、「ハローキティ」が12連覇(98-09年)を達成した後、この快挙は3度目である。
最終的に「クロミ」が大逆転
第2位は「ポムポムプリン」で、9年連続となるTOP3入りを果たした。そして、第3位はZ世代からの支持を集め、人気急上昇中の「クロミ」が獲得した。「ポチャッコ」が初日速報と中間発表で3位を占めていたが、最終的に「クロミ」が大逆転しTOP3に食い込む結果となった。
12年ぶりのTOP10入りキャラも
また、昨年34年ぶりにTOP10入りを果たした「ハンギョドン」は7位にランクインし、順位を上げ続けている。「バッドばつ丸」は今年デビュー30周年を迎え、昨年の12位から順位を上げて10位にランクインし、12年ぶりのTOP10入りを果たした。
JOCHUMは初のエントリーながら14位
さらに、グローバルボーイズグループJO1とサンリオが共同で開発した「JOCHUM」は、初のエントリーながら14位にランクインし、サンリオキャラクター大賞に新たな風を吹き込んだ。
Written: Johnny Mnemonic