とにかく行け! くら寿司のリッチなプレミアムバージョン「無添蔵」に行ってみた結果→ マジで感動した

ねえねえ、ねえねえねえねえ、ねえ、回転寿司屋行くとさァ、こう思うことない? あれ? なんでこんな安いの? 会計間違えてる? ってさァ、思うことない? 特にくら寿司、そういう現象よくあるんだよねぇ。

きっとそれ「めっちゃ食って大満足なのにこんなに安いはずがない! 絶対に会計漏れがあるはずだ!」っていう現象。でも会計、おそらく間違ってない。ただ単に、くら寿司の寿司が激安なだけ! 基本1皿115円だから。うへへ、儲けたぜー。




くら寿司のハイグレードブランド「無添蔵」

でもなァ、こう思ったことない? もう少し高めの値段設定でもいいから、もっとリッチな寿司ネタも食べてみてーって思ったことない? あるんだわ、そういうくら寿司が。存在するんだわ。いうなればプレミアムくら寿司。リッチな寿司ネタが「くら寿司よりちょっと高いぐらいのリッチ寿司が食えるくら寿司」があるのよ。

その名も、くら寿司のハイグレードブランド「無添蔵」! ひらがなでむてんくら! カタカナでムテンクラ! ローマ字でMUTENKURA!

無添蔵は4店舗という少ない店舗展開>

ということで行ってみたんだわ。無添蔵に。日本に4店舗しかないので、東京から大阪にプァーーーン(新幹線の音)って移動して行ってみた。ちなみに店舗の場所は、大阪に2店舗、兵庫に1店舗、和歌山に1店舗とのこと。でもどうして4店舗しかないのか? 大人気のくら寿司は日本各地に展開してるため、そこで使われている食材は安定供給ができることが大前提。でも無添蔵は4店舗という少ない展開のため、小規模だからこそできる「くら寿司では出せない希少な食材」も扱えるらしい。

なるほど! そういうことね完全に理解したー。どっかの偉い人が「すぐなるほどって言うヤツは絶対理解してねー」って言ってたけど、大丈夫。理解したつもり。くら寿司では食べられないリッチな寿司が食える! ってことっしょ! たぶん。

無添蔵の隣にくら寿司があった

今回やってきたのは『無添蔵 北花田店』(大阪府堺市北区北花田町3-32-2)。っていうか、この無添蔵の隣にくら寿司があるんだけど(笑)! どういうこと!? すごいな、大胆なことやっちゃうところ、すごいな。ちなみに、最初、間違えてくら寿司に入っちゃったよ。

くら寿司と無添蔵は母体は同じでも別物! ということで無添蔵に入って寿司を食べてみた。




ガリ食いながら唐揚げ食うと最高にウマイ

店内は落ち着いた雰囲気ながらも、くら寿司をベースにしたような感じもあるので「いつも行っている店感」があって安心。タッチパネルでオーダー可能で、紙のメニューシートもあってとても便利。そうそう、そうなんだよね。神のメニューがあると感覚的にパーッとみられてメニュー決めがはかどる!

卓上には各種醤油と生姜もあったよ。ガリね。ガリ、いいんだよね。なんか食べると「いいもの食べてる」って気分になるから、けっこうガリ食いまくる。みんなもそうだよね? 違う? ちなみにガリ食いながら唐揚げ食うと最高にウマイのでオススメ(個人の感想です)。







確かにくら寿司より高めの値段設定だけど

ちょうど2023年6月9日に商品リニューアルをしたばかりという無添蔵。重要なのは味のクオリティと価格。ということでメニューを見てみると、本まぐろ大とろ550円、本まぐろ中とろ440円、本まぐろ赤身390円、あぶり本まぐろ大とろ550円、あぶり本まぐろ中とろ440円、まぐろ五種盛り660円、などなど確かにくら寿司より高めの値段設定。

値段を知った上で気になるのは味だが……、おおお! とっ、とろけるゥ~! 大とろ、中とろ、しっかりとろける! 官能表現として「とろける」と言っているのではなく、事実、リアルに、とろけた(笑)。これ、回転寿司屋のクオリティじゃあない。回らない数万円コースの寿司屋のまぐろだわ(個人の感想です 笑)!

とろけるだけじゃあない!

ただ単にとろけるんじゃあないのよ。臭みやクセがないのは当たり前。雑味はないし、大味ではなく繊細な旨味だし、味覚が心地よいのよ。そう、味覚が癒やされるという表現が適切かもしれない。そんなまぐろの寿司が数百円よ? 安すぎるでしょ。

くら寿司より高いっていっても、比較してもそんなに高額だとは思わないし、むしろ妥当、いや、安すぎる。そもそも、くら寿司より高くても安すぎる。無添蔵、やばすぎる。













無添蔵の本ズワイガニ玉手箱うめえ

ガッツリ食いまくって腹パン。もう食いきれない。3日分くらい食べたかもしれない。ごめん、そこまでではないけど、満腹すぎて眠くなってくるレベルで食べた。そのうえでスゲーなって思ったのが、カニだよね。みんな大好きカニ。無添蔵の本ズワイガニ玉手箱660円ね。

カニの身が「これでもかっ!」ってほど詰め込まれたカニざんまいに逸品なのだけど、ウニとイクラも乗ってるのに660円。おかしい。価格設定がおかしい。「高すぎる」じゃあなくて「安すぎる」って意味でおかしい。値段設定したスタッフさん、計算を間違えているのではないだろうか。ありえない、これが660円だなんて。このカニ食べるためだけに無添蔵に行ってもいい。

唐揚げに本気出してどうするのよ

あと、これ、無添蔵に行ったらマストで食べてほしいのが、自家製鶏唐揚げ200円と、焼きたてだし巻き玉子200円ね。くら寿司も無添蔵も寿司屋なのにさ、独自の特製ダレに1時間漬けた鶏肉で唐揚げを作ってるんだよ。おかしいよ。それおかしい。寿司屋だよ? 唐揚げに本気出してどうするのよ。嬉しいけど。事実、ジューシーウマイのよ。

あと焼きたてだし巻き玉子ね。これ、作り置きじゃあないから。オーダーが入ったら、スタッフが丁寧に焼いてくれるわけ。しかも昆布やカツオなどから出汁をとって焼いてる。おかしい。ここは玉子焼き専門店じゃあないのに、玉子焼きにかける情熱、おかしい。いろいろと法則が崩れてる。宇宙の法則が乱れる!

くら寿司よりリッチなのに安いと感じさせる食材の良さ

くら寿司よりもちょっとリッチな無添蔵。高めとはいえ、それでも安いと感じさせる食材の良さ。そしてここでしか食べられない特別な寿司ネタ。いろんなポイントがプレミアムであり、ハイグレード。

いやー、まいったね。どうして東京にないんだろう。いま4店舗でしょう? 店舗が増えると食材が供給できなくなるかもしれないから、店舗増やしにくいかもしれないけど、あと2店舗くらい、東京、もしくは仙台、または札幌、そして福岡あたりに出せないかなあ。もし近くにオープンしたら、くら寿司と無添蔵に交互に行って、寿司の食べ比べしてみたいわあ。今後に期待!

それにしても、近所に無添蔵がある人、いーなー。近所じゃなくても行ける範囲に住んでいる人、いーなー。以上、レポっす。

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