株式会社TBSホールディングスは、株式会社やる気スイッチグループホールディングスから過半数を超える株式譲渡を受け、結果としてやる気スイッチグループHDはTBSグループの一部となった。
全世界一人ひとりの”宝石”を見つけて
やる気スイッチグループHDは「全世界一人ひとりの”宝石”を見つけ、それを煌めかせることに全力を注ぎ、”やる気スイッチ”を入れた人々が自己を発揮しながら幸福に生きる社会の創造に寄与する」をグループ理念として掲げている。
国内外に2200以上の教室を有する
40年以上の長きにわたる指導ノウハウを生かし、個別指導塾「スクールIE」、英語・英会話「ウィンビー」、知育と受験対策の幼児教室「チャイルド・アイズ」、英語による学童保育「キッズデュオ」、幼児・小学生向けスポーツ教室「忍者ナイン」、バイリンガル幼児園「キッズデュオインターナショナル」、そして「プログラミング教育 HALLO」など、合計8つのスクールブランドを展開している。現在、国内外に2200以上の教室を有し、13万人以上の生徒が学んでいる。
様々なフィールドで人々の心を揺さぶる瞬間を創り出す
TBSは、「最高の“時”で、明日の世界をつくる」ことをブランドプロミスとして掲げ、様々なフィールドで人々の心を揺さぶる瞬間を創り出し、社会を変える起点を目指している。その中で、「TBSグループ VISION2030」の核となるEDGE戦略の一つに知育・教育事業があげられており、その推進のために2022年10月には「学びNEXT事業部」が新たに設立された。
教育の在り方も進化し続けることが予測
今回のグループへの統合の目的は何か。未来予測が困難となる「VUCA」の時代において、「自ら考え、創造する力」すなわち「自分力」の重要性はますます高まっている。また、世の中の変化に伴い、教育の在り方も進化し続けることが予測されている。
多様な形で新しい時代の教育を提供していくための重要なステップ
様々な映像技術の活用や、広範で強力なブランディングの重要性を考えると、今回の合併は、両社が保有する知識・経験・資産を活かして新しい教育プラットフォームを創出し、これまで以上に多様な形で新しい時代の教育を提供していくための重要なステップと言えるだろう。
Written: Johnny Mnemonic