銀座に「相撲レストラン」が爆誕! 本格的な和食を食べながら相撲ショーを観た結果

相撲×和食の体験型公演「THE SUMO LIVE RESTAURANT 日楽座 GINZA TOKYO」が、2026年1月7日(水)に東京・銀座で開業する!

このレストランで行われる相撲は、いわゆる相撲ショーには留まっていない。稽古や寄せ太鼓、土俵祀り、化粧まわしの土俵入りといった要素まで盛り込まれていて、本格的な文化としての“相撲”を体験できる内容なのである。

公演は約45分の会席からスタートする。食事が落ち着いたあたりで、稽古紹介を通して礼節や精神性に触れ、ルールや禁じ手もコミカルな進行で解説してくれる。進行は全編英語だが、日本人でも理解できるくらい平易で、置いていかれないのが良い。

メインのトーナメント式の取組観戦は、まさに大迫力!力士がぶつかり合う音や息づかいまで届く距離感で、相撲を近距離で体感できる。これは、見たら普通にテンションが上がるやつだ。

公演の終盤には抽選制の「相撲チャレンジ」も用意されていて、お客さんが土俵に上がり、実際に力士と相撲を取ったり、記念撮影をしたりできる。観るだけで終わらせないのがポイントである。

この“銀座版”の背景には、大阪での運営実績がある。大阪・なんばで開業した「THE SUMO HALL 日楽座 OSAKA」は、約1年半で世界約120の国と地域から50,000人以上を迎えたという。120の国と地域って何だ。スケール感がバグる。だが、こういう数字を出せる時点で「相撲をエンタメとして届ける」ノウハウは十分に積み上がっている、と見ていい。

相撲だけでなく、食もちゃんとしている。江戸からの文化である会席料理として、季節に応じた内容の和食が提供される。この日は、塩こうじを使ったちゃんこ鍋や、大ぶりのエビが使われた天丼など、しっかりとしたクオリティの料理を味わうことができた。つまり「飯が付いてる」ではなく「飯も勝負」なのである。

そして店内には、こだわりの日本酒も取りそろえられている。ここも抜かりがない。

場所は銀座一丁目駅から徒歩1分の立地で、座席数は約150席。公演は基本17:00〜19:00で、一部日程では20:30〜22:30の2nd公演も予定されている。

料金(会席付/ドリンク別・税込)は、VIPリングサイド席が9席限定で27,000円、プレミアム席が大人21,000円/こども12,000円、スタンダード席が大人17,000円/こども9,500円。チケット購入時にはサービス利用料として1枚につき700円(税込)が発生する。開業記念として、対象期間の公演は予約時期に応じて20%OFFまたは10%OFFになる。

予約方法などの詳細は今後発表される予定。外国人観光客がメインターゲットの施設ではあるが、日本人が見ても、改めて相撲の魅力に触れられる内容なので、普通に行ってみる価値はあると思う。

THE SUMO LIVE RESTAURANT 日楽座 GINZA TOKYO
(ザ スモウ ライブ レストラン ヒラクザ ギンザ トウキョウ)
東京都中央区銀座1丁目9-13 プライム銀座柳通りビル B1F
https://hirakuza.net/sumolp2/

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