大阪府の小学校や中学校には、「にんげん」という授業があった。しかし他県にはない授業のため「にんげんって授業があった」と他県の人に話しても「えっ?」という反応をされることがあるという。
・一般的な道徳の授業とは違う内容
人によって「にんげんは道徳の授業とは別」「道徳の授業でにんげんの本を読んだ」など記憶に違いがあり諸説あるが、全国で知られている道徳の授業とは違う内容で、部落差別やジェンダー的差別、障害者差別、被爆者問題などに鋭く切り込んだ内容になっていたという。
・大阪府だけの授業
もしあなたが大阪府の小学校や中学校に通っていたならば、「にんげん」という授業を受けたことがあるかもしれない。そして「にんげん」という授業が全国でも行われていたと思い込んでいるかもしれない。しかしそれは大阪府だけなのだ。
・画風と描写があまりにも独特
ちなみに「にんげん」の授業で使用されている本の挿絵は時代によって違い、その画風と描写があまりにも独特なため、非常に印象に残っている人もいるようだ。
※記事更新2023年2月23日