【朗報】三井住友カードが店舗手数料2.7%に引き下げ / 次世代決済プラットフォーム「stera」で店舗負担減へ

レストラン、食堂、居酒屋、バーなどの飲食店だけでなく、店舗販売で営業を続けているすべての事業者に朗報と言っても良いかもしれない。三井住友カードが展開する次世代決済プラットフォーム「stera」の端末を使用することで、決済手数料が最低2.7%になるという。これは業界内でも最安値と言える手数料だ。

・カード決済と手数料

店舗が電子マネーやクレジットカード等の決済に抵抗を持つひとつの理由が手数料にあると言われている。日本経済新聞によると、クレジットカード業界での決済手数料は一般的に3~5%といわれており、そのパーセンテージがネックになっている店舗もあるようだ。

・手数料が最低2.7%「stera」

そんななか登場して話題となったのが、次世代決済プラットフォーム「stera」と、オールインワン端末「stera terminal」だ。これは三井住友カードと GMO ペイメントゲートウェイ、GMO フィナンシャルゲート、ビザ・ワールドワイド・ジャパンが展開する決済サービスで、2021年4月から「stera terminal」を使用することによりVISAやマスターカードの手数料を最低2.7%にする展開「stera pack」をスタートするという。

・多くの決済方法が可能なオールインワン端末

この「stera terminal」は、Suica や Pasmo などの交通系電子マネー、LINE Pay や PayPay などのコード決済、そしてVISAやマスターカードなどのクレジットカード決済など、そのほか多くの決済方法が可能なオールインワン端末。日本で展開されている一般的な決済サービスへの対応がこれひとつで可能だ。現在のところ、対応予定は以下の決済方法。

<クレジットカード系>
VISA
マスターカード
銀聯

<電子マネー系>
iD
楽天Edy
nanaco
waon
交通系IC (SuicaやIcoca等)

<コード決済系>
LINE Pay
楽天Pay
d払い
PayPay
メルペイ
au PAY
ゆうちょPay
BankPay (対応予定)
ALIPAY
WeChat Pay
銀聯

・サブスクリプションサービス「stera pack」

三井住友カードによると、このオールインワン端末「stera terminal」を活かしたサブスクリプションサービス「stera pack」を 2021年4月から受付開始するとのこと。「stera terminal」の端末だけでなく、「導入しやすい決済手数料」と「店舗業務の効率をアップさせるアプリ」をワンパッケージにしたサービスだという。

この「stera pack」は月々3000円でサービスを受けることができる。オールインワン端末「stera terminal」の無料貸出だけでなく、決済手数料が最低2.7%になり、販促アプリ「おみせポケット」や福利厚生サービスが付帯し、入金サイクルも月2回と月6回から選べ、さらに三井住友銀行口座ならば振込手数料は無料になるという。

ほかにも「stera pack」には複数のメリットがあるので、申し込みができるインターネット専用ページで詳細をチェックしてみるとよいかもしれない。この乱世ともいえる状況下。店舗と消費者の負担が減り、助けとなり得るサービスが生まれるのは嬉しいかぎりだ。

もっと詳しく読む: 【朗報】三井住友カードが店舗手数料2.7%に引き下げ / 新決済プラットフォーム「stera」で店舗負担減へ(バズプラス Buzz Plus) https://buzz-plus.com/article/2021/03/31/new-payment-platform-stera-news/

※冒頭画像はイメージです

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