JA共済が調査した結果! Z世代の4割超が地方暮らし希望! しかも4人に1人が「農業やってみたい」

都会、特に東京に人が集まっているともいわれている昨今。皆さんはどこでどのような生活を送っているでしょうか。「地方の若者は都会に出ていく」との声もありますが、意識調査した結果、想像以上に若者が地方で暮らしたいと考えていることがわかりました。

10代に関しては約半数が地方暮らしをしたい

JA共済(全国共済農業協同組合連合会)が10代~50代を対象に農業に対する調査をしたところ、10000人のうち3人に1人は地方暮らしを希望していることが判明しました。しかも、10代に関しては約半数が地方暮らしをしたいと思っているようです。

28.1%が就職先としての農業「可能性ある」

では、Z世代と言われている若者たちは地方での生活に際し、どのような職業に就くことを考えているのでしょうか。そこでJA共済連が農業未経験者で就職意向がある学生641人に調査。若者らが就職先として農業を選ぶ可能性を調べてみると、28.1%が「可能性がある」と返答したそうです。

42.8%が農業に携わる「可能性がある」

それにくわえて、副業や兼業をする意向がある2874人を調査してみると、42.8%が農業に携わる「可能性がある」と答えたとのこと。地方暮らしとあわせて、農業という職業に目を向けている若者が多いことがわかります。


では、農業経験がない人たちにとって、農業で働く人たちにどのようなイメージを持っているのでしょうか?

89.2%が「農業は地域活性化に役立っている」

農業で働いてはいないが、農業に興味を持っているという600人を対象に調査したところ、89.2%が「農業は地域活性化に役立っている」、83.0%が「日本の農業は日々進歩していると思う」、66.7%が「農業に興味を持っている人が増えていると思う」という結果に。

94.7%が「農業従事者に感謝している」

特に注目すべきは、94.7%が「農業従事者に感謝している」という調査結果です。ほぼ100%と言っても過言ではないレベルで大多数の人が農業従事者に感謝していることを考えると、それだけ、やりがいがある仕事ともいえます。日本の食生活を支えているのも事実ですし、心から感謝している人は少なくないでしょう。


農業に不明点や不安があるのも事実

地方に住みたい、農業で働きたい、農業従事者に感謝している、そう考える人たちが多いことがよくわかる調査データとなりましたが、農業で働くにあたり、不明点や不安があるのも事実のようです。

「農作業中のけが・事故」を心配する声

すでに農業経験が5年以上ある人たちに調査したところ、「地震・台風などの自然災害」「農作業中のけが・事故」を心配していることが判明しました。農業未経験者は「異常気象などの天候不良」「地震・台風などの自然災害」と答えており、「農作業中のけが・事故」を心配する声は少なめな結果に。


農業は力仕事なだけでなく大型農機具を使用することも

どのような仕事でも、失敗はつきものです。しかしながら、農業に関しては力仕事なだけでなく大型農機具を使用することもあり、その不安がより多くあるかもしれません。

農業は多くの人たちから感謝されている

地方に住みたいと考えている人、そして農業に携わりたいと考えている人。私たちが思っている以上に多くいることがわかりました。そして農業は多くの人たちから感謝され、ポジティブなイメージで見られています。どうか事故だけはお気をつけて。おいしい食べ物をいつもありがとう!

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