【問題視】2014年から公設民営酒蔵の赤名酒造が困惑 / 2020年にスタートした三千櫻酒造が「全国初の公設民営」だと報道される

赤名酒造


1877年に創業した岐阜県中津川市の三千櫻酒造は、美味しい酒を造るべく米と水を追求し、地域住民だけでなく多くの人たちに愛されてきた酒蔵のようだ。そして創業から143年が経過した2020年、突如として北海道東川町へと移転。東川町と協業し、公設民営酒蔵として北海道の「三千櫻酒造」がスタートした。

・赤名酒造に「嘘をついている」などの電話

そんな三千櫻酒造に関する報道や公開情報に関して、インターネット上で物議を醸している。2021年6月11日に放送されたテレビ番組が「三千櫻酒造は日本初の公設民営酒蔵」と報じたところ、すでに2014年から公設民営酒蔵として運営されている赤名酒造に「嘘をついている」などの電話がくるようになったというのである。

・赤名酒造は三千櫻酒造よりも先に公設民営酒蔵に

北海道東川町の公式サイトや報道によると、三千櫻酒造が公設民営酒蔵としてスタートしたのが2020年。赤名酒造の公式情報によると、赤名酒造が公設民営酒蔵としてスタートしたのが2014年とのこと。それらの情報が正しければ、三千櫻酒造が日本発の公設民営酒蔵というのは間違いとなる。以下は、赤名酒造の公式Twitterのコメントである。

・赤名酒造の公式Twitterのコメント

「当社も驚いております。事実確認しますので、当社、またいずれにも非難投稿、非難の電話等されませんようにお願いいたします」

「当社は、2014年11月に設立した時点から公設民営でと。と言って参りました。これは事実であり、嘘ではありません。本日6月11日朝のテレビ番組で、北海道の酒蔵様が全国初の公設民営との放送が流れ、少したった後から当社が嘘をついている。との電話がありました。電話一回目は気にも止めませんでしたが、立て続けに電話が相次ぎ、一旦怖くなり電話を止めました。全国放送であったため、影響の大きさに驚いております。当該放送局に話を聞いたところ、情報の出どころはその町の役場であるそうです。明日当該役場に事情を確認いたしますので、会社に電話をかけるのはお控えください」


・全国初(日本初)という部分をウリに

北海道東川町の公式サイトにも「全国初の公設民営。日本酒醸造、始まる!」「国初となる〝公設民営〟の酒蔵で、昨年12月に行ったプロポーザル(企画提案)を経て町から運営委託を受けたのは、岐阜県中津川市の老舗・三千櫻酒造」などと書かれているのが確認できる。北海道東川町としても、全国初(日本初)という部分をウリにしているように感じられる。

・誹謗中傷が広がるようであれば

北海道東川町、三千櫻酒造、赤名酒造の三者の情報のすり合わせが進んでいる状況と考えられるが、赤名酒造が全国初の公設民営酒蔵であることを正式に示せた場合、三千櫻酒造は全国初ではなくなるため、その点の修正は必要になると考えられる。また、今回の「全国初疑惑騒動」の影響により誹謗中傷が広がるようであれば、新たな対策をとる必要があるだろう。

ちなみに三千櫻酒造は。今回のNHKニュースだけでなく「ガイアの夜明け」などの人気番組でも報じられたことがある。


もっと詳しく読む: 【問題視】2014年から公設民営酒蔵の赤名酒造が困惑 / 2020年にスタートした三千櫻酒造が「日本初の公設民営」だと報道される(バズプラス Buzz Plus) https://buzz-plus.com/article/2021/06/14/japans-first-public-private-sake-brewery/

Image: 赤名酒造公式Twitter / 北海道東川町公式サイトより

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