
セブンイレブンのカップラーメン「山頭火 旭川とんこつ塩」(税込354円)は、誤解を恐れずに言えば、スープが主役のゲキウマ確定スープ料理である。
クリーミィーでシルクのようにスルスルと流れるように甘美なる甘味と旨味
カップラーメンなのに、カップラーメンレベルを軽く超越したおいしさが体験できる「山頭火 旭川とんこつ塩」のスープ。もちろん麺も驚くほどウマイのだが、「驚くほど」のウマさに昇華しているのはスープの魅力あってこそ。クリーミィーでシルクのようにスルスルと流れるように甘美なる甘味と旨味を堪能させてくれるスープは、麺を高みへといざなう。







「山頭火 旭川とんこつ塩」だから出せた味
このスープ、極めて包容力のある慈愛に満ちた「柔らかさ」を魅力として持つ。いっさいトゲがなく、鋭さがなく、それでいて濃密濃厚で風味絶佳な底が見えない旨味を堪能させてくれる。どうすればカップラーメンでここまで奥深いスープが創造できるのか。いや、店舗を構えているラーメン屋でさえ、この味に到達するのは難しいだろう。まさにセブンイレブンのカップラーメン「山頭火 旭川とんこつ塩」だから出せた味といえるかもしれない。






このスープは全人類に堪能してほしい
ひとつ問題がある。あまりにも「山頭火 旭川とんこつ塩」が美味しすぎて、山頭火の店舗に行く回数が減るかもしれないということだ。冗談抜きにして、お世辞抜きにして、忖度抜きにして、あまりにも完成度が高すぎるスープ。このスープ、全人類に堪能してほしいと思った。それほど究極的な仕上がりである。
ちなみに、何度か食べてわかったのだが、ほんの少しだけ、本当に、本当に、ほんの少しだけ、お湯を多めに注ぐことで、まろやかさと優しさが増すことが判明した。もちろん旨味は減退しない。まろやかさと優しさだけが増して何も減らない。本当に、心から……、いいぞ!
封入されている梅干しはお好みで入れて良き。

